見るべき海外ドラマ

海外ドラマもいろいろあるので、どれを見ていいのか悩んでしまいますよね。日常生活に破綻をきたす海外ドラマは、映画とは違う楽しみがあります。

過去のヒットドラマから最近のドラマまで、VODでは名作揃いで目移りしてしまいます。

そこで今回の記事では、そんな迷える皆様のために、私が実際にみて面白かったおすすめの海外ドラマをご紹介していきます。

このページに順次追加していきますので、海外ドラマ選びで困ったときは、ぜひ参考にしてみてください。

見るべき海外ドラマ

個人的におすすめの海外ドラマです。好みが違うかもしれませんが、私はハマったので、きっとおすすめです。

よかったら参考にしてみてください。

シカゴファイア

シカゴファイアの概要

全米で耳目を集める愛人気ドラマシリーズ、シカゴ・ファイアをご存知でしょうか?
毎話胸の熱くなる展開が繰り広げられ、視聴者の心をつかむ注目のドラマです。
一体どのような内容なのか、気になるあらすじや見どころを紹介します。

シカゴ・ファイアは、米国シカゴを舞台に人々の命を守る熱き消防士たちの活躍を描くレスキューアクションです。
ウォレス・ボーデン大隊長の率いる消防局51分署には、独立した3つの部隊が存在しており、火事や事故を担当する第81小隊、人命救助をメインとする第3小隊、そして被害者の命を救うため病院へ搬送する救命第61小隊から成り立ちます。
これは救助第3小隊の小隊長を務めるセブライトと、はしご第81小隊の小隊長ケイシーを中心に繰り広げられる物語です。
部下を失ったショックから立ち直りつつあるケイシーは正義感が強く、とある事故で警官の悪事を指摘したが故にトラブルに巻き込まれてしまいます。
一方セブライトは、負傷による痛みを鎮めるために使い始めた薬の中毒になっていました。
そんな2人の居る51分署に、新人候補性ミルズがやってくることで物語は急展開を迎えます。
このドラマの見どころは、何と言っても迫力満点の人命救助シーンです。
火事や事故に遭った人たちの命を救うチームのため、崩落する事故現場にて命を賭して職務を全うする消防士たちの魂は、視聴者の胸を熱くさせること間違いなしでしょう。
ドラマ中では事故により命を落とす人たちも出ます。
実際にこのドラマは、火災現場での同僚の死を経験して間もない2人が主人公です。
事故によって愛する人を亡くした人たちの心に寄り添う場面は、どんな人も心を打たれるでしょう。
また、セブライトとケイシーがそれぞれの立場で、どのように同僚の死を受け入れ乗り越えていくのかも必見です。
火事や事故は基本的に1話完結となっていますが、全話まとめて視聴することで仲間の死に対する葛藤や苦悩、さらには仲間たちでの恋愛や家族の問題など、各登場人物の深い部分まで知ることができます。
シカゴ・ファイアは、2018年からシーズン7に突入。
これから見始める人は、たっぷり楽しむことができるでしょう。
正義感に溢れ真面目で誠実な主人公マシュー・ケイシーを演じているのは、海外ドラマへの出演経験が豊富なジェシー・スペンサー。
カリスマ性に秀でたクールなもう1人の主人公ケリー・セブライト役は、テイラー・キニーが演じています。
また、第81小隊に着任した新人候補性ピーター・ミルズ役にはチャーリー・バーネット、救急第61小隊に務める女性隊員レズリー・シェイとガブリエラ・ドーソン役は、それぞれローレン・ジャーマンとモニカ・レイマンドが演じています。

大ヒットメーカーのディック・ウルフが製作総指揮を務める、全米で話題沸騰中のシカゴ・ファイア。
消防局51分隊の消防士たちによる活躍と友情をリアルに、さらに感動的に描いています。
アクションだけでなく恋愛や苦悩などの人間ドラマも含まれているため、男性のみならず女性も十分楽しめるでしょう。

シカゴPD

シカゴPDの概要

全米で大ヒットを記録しているシカゴ・ファイアのスピンオフ作品であるシカゴPD。
オリジナルシリーズと同様に高い評価を得ているこちらのドラマについて、あらすじや見どころからその魅力に迫っていきます。

シカゴPDは、2012年にシカゴ・ファイアが大ヒットしたのを皮切りに、2014年にスタートしたシカゴ警察21分署特捜班の躍進を描いた刑事ドラマです。
オリジナルシリーズではシカゴで活躍する消防士たちがメインでしたが、こちらでは街の治安を維持する警官が主人公となっています。
シカゴ警察21分署特捜班のトップである主人公・ボイドは、事件解決のためなら違法ギリギリの捜査もいとわない人物で、「シカゴ・ファイア シーズン1」では主人公の1人であるケイシーを脅迫した上、命まで狙った悪徳刑事なのです。
そんな彼が率いる精鋭チームが凶悪犯罪を徹底的に追う、大人のためのダークで刺激的なクライム・サスペンスに仕上がっています。
そんなシカゴPDの見どころは、汚職まみれな刑事の活躍と複雑に絡む人間関係です。
シカゴ警察署情報収集部麻薬関連の話が多く、時にはコロンビアカルテルのボスを逮捕しようとしたり、その報復に担当刑事の息子が誘拐されたりとスピード感に溢れる話で構成されています。
誰が誰と繋がっているのか、誰が地元ギャングやコロンビアのバイヤーと繋がっているのかなど、人間関係はかなり複雑です。
またチームのリーダーであるボイトは刑務所に入っていた前科を持っており、ディーラーの世界に内通している情報屋に情報をもらう代わりに、便宜を図ってやるなどの不正を働く悪徳刑事です。
このような強引なやり方で危ない橋を渡りながらも、チームはどんどん検挙率を上げて行くため、問題はあると知りながらも他の部署は見てみぬふりをしています。
そんな彼の違法ギリギリな捜査に、視聴者の心もドキドキするでしょう。
またシカゴ・ファイアで活躍するキャストも頻繁に出てくるので、シカゴシリーズファンは見逃せません。
主人公である特捜班リーダーのハンク・ボイト役は、ジェイソン・ベギーが務めています。ワイルドでありながら、息子に手を焼くというどこか可愛らしい一面も注目です。
また風紀取締班から特捜班に異動してきたアントニオ・ドーソン役には、ジョン・セダが抜擢されています。
彼はシカゴ・ファイアで登場する救急救命士ガブリエラ・ドーソンの兄です。
また10代の頃にボイトに引き取られ、特捜班に入ったエリン・リンジー役は、ソフィア・ブッシュが演じています。

事件を解決するためなら自らが悪に染まることも躊躇しないダークヒーロー・ボイトが、数多の凶悪犯罪に立ち向かうスリル満点なシカゴPD。
現在日本では、シーズン4まで配信しています。
ハラハラドキドキな展開に目が離せません。

チャック

チャックの概要

全米NBCネットワークにて、2007年から5年間に渡り放送していた大ヒット海外ドラマCHUCK/チャック。
未だかつてない物語設定で話題を集めたこの作品の魅力を徹底解説していきます。

本作の主人公は、コンピューター・オタクの冴えない少年チャックです。
家電量販店「バイ・モア」で働いる彼は、ある日CIAで働く大学時代のルームメイトからメールを受け取ったことがきっかけで、CIAとNSAの機密情報が脳にインプットされてしまうという頭脳の変化が起こしてしまいます。
極秘データが脳内にダウンロードされてしまったがために、選択の余地なく世界規模のスパイ活動に巻き込まれるのです。
機密情報と彼を守るために派遣されたCIA美人エージェントのサラや、ベテランエージェントのケイシーなどが現れ、四六時中チャックを監視するようになります。
最初こそ戸惑ってばかりの彼でしたが、次第に合衆国を狙うテロや陰謀を阻止すべく捜査協力をすることになるという、チャックのスリリングな日々を描いた痛快スパイアクションです。
このドラマの見どころは、リアルな米国のオタク事情とこだわりのアクションシーンでしょう。
プロデューサーを務めるマックGは大迫力の映像演出を得意としており、これまで数多くのアクション映画を世に送り出してきました。
本作でもチャックの脳内で発生するフラッシュやテロ集団の仕掛けた爆発、銃撃戦や接近戦など映画顔負けのアクションが楽しめます。
その迫力と映像美は、シーズン1とシーズン2において2年連続でエミー賞スタントコーディネイト部門を受賞するほどです。
また、真面目で心優しい草食系男子のチャックは正真正銘のオタクで、アメリカのリアルなオタク事情を知ることもできます。
「バッドマン」や「スタートレック」といった定番どころはもちろん、大ヒットオンラインアクションゲームなども登場。
時には、これらのオタクネタを使用してピンチから脱することもあります。
現代を生きるオタクが危険と隣合わせの世界へ飛び込むギャップも、非常にユーモラスです。
そんなオタク系主人公・チャック役は、注目の若手スターであるザッカリー・リーヴァイが演じています。
ギークなのにセクシーなのも魅力的でしょう。
チャックと脳内の機密情報を守るCIAの美人エージェント・サラに扮するのは、男性ファンの間で爆発的人気を博すイヴォンヌ・ストラホフスキーです。
またサラと共にチャックを保護する、NSAのエージェント・ケイシー役にはアダム・ボールドウィンが抜擢されています。
本作ではこの3人をメインに物語が進行していきますが、毎シーズンで超豪華ゲストやスターが登場するため、そちらも見逃せません。

コミカルな魅力が溢れる痛快スパイアクションのチャックは、全5シーズン、トータル話数91話のメガヒット・ロングランドラマです。
すでに完結しているため、「話数が溜まってから一気見したい」という人にも向いています。

ハワイファイブオー

ハワイファイブオーの概要

70年代にセンセーションを巻き起こした世界的超人気シリーズを、現代版として蘇らせたテレビシリーズHAWAII FIVE-0。
世界中で広く愛された伝説の作品のあらすじや見どころ、主力キャスト陣をチェックしていきましょう。

HAWAII FIVE-0は、ハワイの美しい景観をバックに特別捜査班であるFIVE-0が凶悪事件に挑む大迫力ポリスアクションです。
1968年~80年までの12年に渡り放送されたハワイ5-0の主軸はそのままに、よりアクションや展開をパワーアップさせています。
主人公は元海軍シールズのスティーヴ・マクギャレットと、刑事のダニエル・ウィリアムズの2人です。
この2人が所属する特別捜査班が、街で起こる凶悪犯罪を解決していくという1話完結のストーリーですが、その背後にはスティーヴの父親の死という大きな謎が隠れています。
事件解決やアクションだけでなく、チーム全体の家族愛や友情もこのドラマの魅力のひとつでしょう。
そんなHAWAII FIVE-0の見どころは、個性豊かなキャラクターと魅力的なロケ地です。
主人公の1人であるスティーヴは、父が殺害された事件をきっかけにハワイへ帰郷し、ハワイ州知事から直属の特捜班設立を要請されチームを結成します。
正義感が人一倍強く仲間思いで、チームのことは家族のように思っている反面、直情的で無鉄砲な一面も持っており、仲間のためなら法令違反を犯すこともしばしば。
もう1人の主人公・ダニエルとは相棒関係にありますが、この2人の嫌味の掛け合いが非常に痛快で、思わずクスっと笑えてしまいます。
スティーヴの態度が原因でダニエルの機嫌が悪くなり、車中で言い合いになるのはもはや定番です。
仲が良いのか悪いのか分からない2人の掛け合いは、ファンの間でも注目を集めています。
また、作中にはハワイの名所や隠れた名店などがたくさん登場するため、ハワイ好きはテンションが上がること間違い無しでしょう。
分厚いステーキやふっくらとしたパンケーキ、24時間営業のコーヒースタンドなど、次回のハワイ旅行の候補としてチェックするのも楽しいです。
特捜班FIVE-0のチームリーダーであるスティーヴ役にはアレックス・オローリンが、スティーヴの相棒で常識人のダニエル役にはスコット・カーンが抜擢されています。
プロサーファーからFIVE-0に転向してきた新米メンバーのコノ・カラカウア役は、スレンダーなシルエットが魅力的なグレイス・パークです。
その他にも、様々な海外ドラマへ出演している有名俳優がたくさん出ているため、「この人どこかで見たことある…」という気付きもあるかもしれません。

日本人にとって1番身近な海外であるハワイを舞台に、凶悪犯罪の撲滅に尽力する刑事たちの活躍を描いたHAWAII FIVE-0。
その裏に見え隠れするスティーヴの父の死の謎は、果たして無事解明できるのでしょうか。
仲間との愛や絆、美しいロケ地にも必見です。

ウォーキングデッド

ウォーキングデッドの概要

アメリカでは、今やその名を知らぬ者はいないというほど一世を風靡しているウォーキングデッド。
シーズン開始以来、次々と最高視聴率を更新しており、話題に事欠かない作品となっています。
そんなウォーキングデッドのあらすじや見どころ、主力キャストなどを見ていきましょう。

大人気アメリカンコミックであるザ・ウォーキング・デッドを原作とし、2010年にシリーズを開始したウォーキングデッドは、現在シーズン9まで放送されている超ロングランドラマです。
本作の主人公・リックは保安官で、犯人逮捕時の銃撃戦で負傷し、意識不明の状態で病院へ運び込まれます。
彼が昏睡状態に陥っている間に世間では異変が勃発し、目を覚ました時には街はゾンビが蔓延する廃墟と化していたのです。
このゾンビはウォーカーと呼ばれており、多くのゾンビ映画と同様に生き物であれば何でも口にし、噛まれた人間はやはりウォーカーに転身してしまいます。
そんな中リックは数少ない生き残りの人間を率いて、安息の地を求めて旅をするというゾンビホラー作品です。
このドラマの見どころは、いつ死んでもおかしくない状況へのハラハラ感や登場人物の人間臭さにあるでしょう。
安息の地を求める途中で幾度となくウォーカーからの襲撃に遭い、次々と仲間の死が訪れます。
しかもウォーカーは非常にリアルで、視聴者は何度見ても恐怖心に襲われることでしょう。
実際にウォーキングデッドを見た後は、現実世界にもウォーカーがいるのではないかと思ってしまうくらいです。
さらにグループ内の人間関係や生存者同士の争いも勃発するため、終始スピーディーな展開が続きます。
主要人物も容赦なく死んでいくので、「この人は死なないだろう」などと安心してはいられません。
「誰が生き残るのだろう」「この人には死んでほしくない」などを考えながら視聴すると、かなり楽しめるのではないでしょうか。
また一般的なゾンビものは、恐怖に立ち向かいつつ治療薬などを探しますが、ウォーキングデッドの場合はいかに生き延びるかに焦点を当てています。
ウォーカーと同じくらい生きている人間が恐ろしく見える描写も多いため、ゾンビドラマ兼ヒューマンドラマと呼ぶのが相応しいかもしれません。
それもウォーキングデッドの魅力のひとつです。
本作の主人公で生存者たちのリーダー的存在でもあるリック・グリムス役は、アンドリュー・リンカーンが務めています。
リックの息子であるカール・グリムス役はチャンドラー・リックスが、もう1人の主要人物であるボウガンの使い手ダリル・ディクソン役はノーマン・リーダスが演じているでしょう。

現在はシーズン9まで放送されており、映画化も発表されているウォーキングデッド。
今後さらに注目されるのは確かなので、流行に乗り遅れないためにもまだ見ていない人はチェックしておきましょう!

シカゴメッド

シカゴメッドの概要

アメリカで大躍進を続ける、シカゴシリーズの第3弾となるシカゴ・メッド。
シカゴ・ファイアの2番目のスピンオフとしても単体でも楽しめる、シカゴ・メッドの魅力を徹底解明していきます。

シカゴ・メッドはシカゴに位置する総合病院、シカゴ・メッドの救急部門で繰り広げられる、急迫した医療現場と奮闘する人々を描いたヒューマンドラマです。
主人公のコナーは、シカゴ・メッドがリニューアルした日に着任した新任外科医で、普段は冷静沈着でクールに振舞っていますが、実は人一倍繊細な性格でもあります。
そんな彼は着任早々、電車の脱線事故による患者の治療を行うことになるのですが、その的確な判断やカリスマ性に関心する人もいれば、反感を持つ人も現れるのです。
それでも現場に立てば、1人でも多くの人命を救うために見事なチームワークを見せる医師たちの、日々の現場や人間関係などを描いています。
シカゴ・メッドの見どころは、どの登場人物も等しく主人公であることでしょう。
あくまでも主人公はコナーとなっていますが、この作品に登場するキャラクターは1人1人にドラマがあり、誰もがメインになり得るアンサンブルストーリーとなっています。
実際の病院では患者の立場や病状を気にかけてくれる医師は少ないですが、このドラマではほとんどの医師が優秀で心優しいです。
もちろん医療現場では救いきれない命もありますが、それに対して胸を傷めたり後悔の念に苛まれるシーンは、視聴者の胸を締め付けるものがあります。
またストーリーは細部までこだわっていて、救急外来にて研修中の小児科医師であるナタリーは、妊婦でありながら夫を戦争でなくしていたり、感染症専門医でチーフレジデントのイーサンは元海軍で、過去の戦地での体験がトラウマとなりPTSDに苦しんでいたりと、
1人1人の背景が非常に濃いです。
シカゴ・ファイアに登場するキャラクターも頻繁に登場しますし、クロスオーバーエピソードもあるのも魅力のひとつでしょう。
そんなシカゴ・メッドの主人公であるコナー役は、コリン・ドネルが演じています。
また小児科医のナタリーとアジア人医師のイーサンの役を演じるのは、トーリー・デヴィートとブライアン・ティーです。
他にも実力のある俳優揃いなので、医療現場における医師たちの苦悩や活躍がリアルに表現されています。

シカゴ・メッドは、シカゴ・ファイアとシカゴPDに続く3つ目のスピンオフ作品です。
他2つの作品とは視点の違う総合病院が舞台となっており、シカゴシリーズが初めての人でも安心して楽しめるでしょう。

メンタリスト

メンタリストの概要

シーズンを通して安定感のある面白さだと評判のメンタリストという海外ドラマをご存知でしょうか?
海外だけでなく日本でも高視聴率を記録し、シリーズが完結した今でも人気が衰えないテレビドラマです。
今回はそんな大人気ドラマシリーズ・メンタリストの面白さをとことん紹介していきます。

本作の主人公は、霊能者として相談者から高額な金品を要求する詐欺師のパトリック・ジェーンという男。
実は彼は霊能者ではなく、人の言動や身体的特徴、環境などをもとに人の心を読むことに長ける心理学の天才だったのです。
自分の家族を連続殺人犯に殺害されたのをきっかけに、CBIに協力する傍ら自身で調査していきます。
行動心理や犯罪心理を巧みに操り、優れた観察眼と高い推理力で犯人に近付いていきます。
しかし、殺人現場にトレードマークであるスマイルマークを残していく、レッド・ジョンと呼ばれる連続殺人犯もまた天才的な能力を持っているのです。
各話にちょっとした事件が描かれており、これ自体は1話完結ですが、その背景にはジェーンによるレッド・ジョン逮捕のメインストーリーが描かれています。
メンタリストの見どころは、ジェーンによる天才的な推理や心理戦、ユーモラスな作風でしょう。
元々彼は、初対面の相手の身に付けている物や所作、表情などからその人の職業や家族構成、経済状態などを瞬時に見抜けるほど鋭い観察眼を持っています。
その反面、秘密主義でありながらやや子供っぽくイタズラ好き、ルールや法律なども簡単に無視するといった人間性も持ち合わせています。
一般的に刑事ドラマでは、証拠を集めて犯人との交渉を行うのがメインですが、メンタリスト場合は地道な推理の積み重ねよりも、メンタリストとしての能力をフルに使った直感的な推理が多いです。
素人では到底気付かないような部分に気が付くため、時には犯人を初対面の段階で見つけ出すこともあります。
あまりに容易に見抜いてしまうため内容が薄いと感じる人もいるようですが、このスタイルが好みに合えばハマること間違いありません!
またこのドラマは殺人事件などの凶悪犯罪を扱うのにも関わらず、内容が暗くなりすぎず、むしろユーモラスに仕上がっているのも魅力です。
時々心に深く余韻を残す話もありますが、ラストはいつも明るく終わるため、刑事ドラマの暗くて重たい雰囲気が苦手な人でも気軽に見られます。
天才的な頭脳を持ちつつも茶目っ気溢れる主人公のパトリック・ジェーンを演じるのは、甘いマスクで人気を集めるサイモン・ベイカーです。
またCBI捜査官でチームのボスであるジェーン役には、ロビン・ダニーが抜擢されています。

凶悪犯罪の犯人をいとも簡単に見破り、視聴者の目を欺く大人気ドラマメンタリスト。
ジェーンの知的で鋭い推理と、自由でチャーミングなギャップに惹かれる人も多いでしょう。
シーズン7で既に完結しているため、一気見にも向いています。

エレメンタリーホームズ&ワトソンin NY

エレメンタリーホームズ&ワトソンin NYの概要

「日本でも馴染みの深い名探偵といえば?」と聞かれた時に、アーサー・コナン・ドイルの生み出したシャーロック・ホームズを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
彼を題材にした作品は非常に多く、2012年からアメリカCBSで放送開始されたテレビドラマ、エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NYもそのうちの1つです。

本作は、「もしもシャーロック・ホームズが現代のニューヨークに現れたら…」という大胆な設定で展開されるテレビドラマで、全米で大ブレイク中の犯罪捜査ミステリーとなっています。
ロンドン警視庁で顧問を務めていながら薬物依存症となり、ニューヨークに住み始めたホームズのもとに、リハビリ付添人としてホームズの父親に雇われたのがワトソンという女性医師です。
彼女は非常に優秀な外科医でしたが、手術の失敗により患者を死なせてしまったことをきっかけに医師を辞め、違う方面から人を助けたいと思いリハビリ付添人になりした。
そんな中、ホームズがロンドンで働いていた時に知り合ったグレッグソン警部のコネを得て、戸惑いながらも同行するワトソンと共に殺人事件の解決に挑んでいくというストーリー展開です。
本作の見どころは、ホームズとワトソンの息の合った活躍ぶりです。
タイトルにもなっているエレメンタリーは、コナン・ドイルの作り出したシャーロック・ホームズを舞台で最初に演じた俳優の名セリフである「Elementary, my dear Watson. (初歩的なことだよ、ワトソン君)」から来ているのでしょう。
タイトルの通り、誰もが見落としてしまうような初歩的な手掛かりで難事件を解決するホームズは、ニューヨークに居ても健在です。
またホームズの相棒であるワトソンは、ファーストネームをジョーンという女性で、原作と同様に医師として働いています。
最初こそエキセントリックでやや反社会的なホームズに手を焼くジョーンでしたが、すぐに2人は能力を認め合い、最強のパートナーとして事件を次々に解決していくという爽快感のある展開が特徴です。
鋭い推理力を持ちながらもかなりの変わり者である名探偵、シャーロック・ホームズ役にはジョニー・リー・ミラーが、ホームズの相棒である医師のジョーン・ワトソン役には、大女優であるルーシー・リューが抜擢されています。
彼らのおしゃれなファッションにも注目です!

現代のNYを舞台に、名探偵シャーロック・ホームズと女性医師のワトソンが難事件に挑む、全米大ヒットの痛快犯罪ミステリードラマ、エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY。
1話完結型なので、まるで短編小説を映像化したような感覚で楽しめるでしょう。

ヒーローズ

ヒーローズの概要

日本において海外ドラマの火付け役とも言われるヒーローズ。
海外でも個性的なキャラクターが多いと話題になり、放送当初から高い評判を得ている作品です。
今回はヒーローズをまだチェックしていない人のために、あらすじや見どころ、主力キャストをまとめました。

本作はいわゆる数多くの超能力者が登場する、SFアクションのヒューマンドラマです。
アメリカやインド、そして日本といった遠く離れたエリアで、同時期に特殊な能力を使えるようになった人々が現れ始めるところから物語はスタートします。
空を自由に飛べるようになった者や不死身の身体を手にした者、未来予知ができるようになった者などが出現するのです。
これらの能力に使命を感じた人は正義のために使用し、一方で悪事に利用する人も現れました。
そんな中、ニューヨークの半分が吹き飛ぶほどの核爆発を阻止するために、主人公であるピーターとクレアは自分と同じように超能力を持つ仲間を見つけ出す旅に出るという物語です。
本作の見どころは、2つのストーリーが同時に進行し、それが徐々に繋がっていくという部分です。
一般的にドラマといえば、1人の主人公を中心にストーリーが進行していきます。
しかしヒーローズの場合は、能力を奪う殺人鬼とニューヨークが破壊される未来という2つのキーワードを軸に、多数の登場人物のストーリーが展開していくのです。
最初は全員バラバラの道を進んでいるのに、ラストに近付くにつれキャラクターの物語が繋がっていくため目が離せません!
また本作は、日本人俳優が活躍しているドラマとしても有名です。
時空間制御能力を持つヒロ・ナカムラは、能力が発動した瞬間に両手を広げて「ヤッター!」と叫ぶなどチャーミングな一面が話題となり、現地でも大人気のキャラクターとなっています。
もちろん彼にも物語があるので、ぜひ注目して見てみてください。
登場人物の非常に多いドラマですが、どのキャラクターも非常に個性的なので、「この人誰だっけ?」と戸惑うこともありません。
そんなヒーローズで主要人物となるピーター・ペトレリ役はマイロ・ヴィンティミリアが、クレア・ベネット役はヘイデン・パネッティーアが演じています。
さらに先ほど紹介したヒロ・ナカムラ役を演じるのは、マシ・オカという日本人俳優です。

ゴールデングローブ賞をはじめ、数々の賞を総なめにするほどの人気を誇るヒーローズ。
非常に有名な作品のため、多くの動画配信サービスでも取り扱っています。
全シーズン合わせて90話と大変ボリューミーなので、たっぷりと楽しめるでしょう。

ER緊急救命室

ER緊急救命室の概要

ドラマのテーマとして人気が高いものといえば、ホームドラマやサスペンスなどに加え、医療現場を題材としたものも挙げられます。
海外でも医療系のドラマは非常に人気で、その中でも1994年から2009年まで放送されていたER 緊急救命室は、テレビドラマの金字塔とも言えるでしょう。
今回はそんなER 緊急救命室の面白さをお伝えします。

本作はシカゴにある架空の病院、カウンティ総合病院の24時間365日人命救助にあたる緊急救命室を舞台とした医療ドラマです。
災害や事故などで立て続けに送り込まれる患者と、様々な背景を持ちながらも患者に向き合う新人からベテランまでの医師や看護師のやりとりを鮮明に描いています。
このドラマは、マサチューセッツ州の病院で実際に体験した出来事を元に書かれた小説が原作となっており、臨場感の溢れる仕上がりなのが特徴です。
そのためERに運び込まれる患者の治療は、非常にリアルに仕上がっています。
また他のドラマと同じように、医師や看護師同士の恋愛や1人1人の背景なども色濃く描かれており、時には視聴者の心に重たい余韻を残すような展開も待ち受けているでしょう。
ただこのような要素も、リアリティがあると高く評価されています。
そんなER 緊急救命室の見どころは、やはり緊迫感あふれる医療シーンです。
医療ドラマの火付け役となるだけあって、手術や治療に関するシーンは自分も現場にいるような緊張感を味わえます。
さらにリアルを重視しているため、腕の良い医師は居ても神業や奇跡的な展開では片付けず、ミスや救えない命があることも教えてくれるでしょう。
また個性的なキャラクターたちにも注目して見てもらいたいです。
医師や看護師には1人1人に背景があり、全員が様々な悩みを抱えながらも医療現場で奮闘しています。
自身の抱える問題とどう向き合いどのような決断を下すのか、キャラクターを知れば知るほど惹き込まれていくため、目を離すことができません。
本作ではどのキャラクターも主人公となり得ますが、中でもメインとなるのはノア・ワイリーの演じる新人医師ジョン・トルーマン・カーターでしょう。
またERの中でも1番の人格者であるマーク・グリーン役は、アンソニー・エドワーズが務めています。

1994年から2009年までの15年間にわたり、医療ドラマの最前線として放送されていたER 緊急救命室。
単に医療ものとしても楽しめますし、ヒューマンドラマとして見ても楽しめるでしょう。
現在ハリウッドスターとして活躍している俳優が、まだ若手だった時に出演していることでも有名な作品なので、そちらにも注目してみると面白いかもしれません。

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