
世界で最も強いラグビーチームは聞かれると、ニュージーランドとの回答が8割を超えてくるはずです。それほど強いのがニュージーランド代表となります。
別名であるオールブラックスの名や、試合前に行うハカという踊りでも有名ですが、オールブラックスのプレイの特徴と言えば、やはりその超攻撃的なスタイルにあるでしょう。
一般的にラグビーでは、フロントを務めるフォワードはパワフルなプレイを求められ、防壁の役目を果たします。
対して後衛であるバックスは、フォワードから出されたボールを持って前に進めていく役割を持っていますが、ラグビーでは自身より前にいる選手にパスが出せません。
そのため、このバックスの働きとパスが何よりも重要になるのです。けれど、ニュージーランド代表のチームは、フォワードであってもバックスのようだと言われています。
それだけチームの選手全員がパスをすること、ボールを取ること、前に走ることを得意としているのです。ラグビーの基本プレイの質が最も高いと言えるでしょう。
2019ラグビーワールドカップニュージーランド代表の試合結果
ではここ最近行われたニュージーランド代表の、試合結果を確認していきます。
9月7日には代表のテストマッチが行われていて、この時はトンガ代表を相手に92対7と圧勝をしています。
8月17日にはオーストラリア代表であるワラビーズと対戦を行い、36対0とこちらも圧勝しているほどです。
宿敵との対決ですが、2019年には同代表との試合で負けているため1勝1敗という形になっています。
他にも7月27日に行われたラグビーチャンピオンシップの2節では、南アフリカ代表との試合を行っていて、こちらは16対16での引き分けでした。
ニュージーランド代表の弱点は?
ラグビーのニュージーランド代表の弱点ですが、ないと言っても過言ではありません。それだけ選手全員のレベルが高く、またチームとしても成熟している状態です。
ニュージーランド国内に限って言えば、有名な選手が国外のリーグに流出していることもありますが、それでも若手の有望株がどんどんと出てくる層の厚さもあります。
相手からタックルを受けて倒れずに、走りながらパスをするという攻撃的なプレイは他のチームではなかなか見られません。
ニュージーランド代表のキープレーヤー
最後に覚えておきたいキープレイヤーもお伝えしておきます。
なんと言っても外せないのが、2年連続で世界最優秀選手に選ばれたボーデン・バレット選手でしょう。代表チームの司令塔です。
世界最高峰のフッカーと呼ばれる、ダン・コールズ選手にも注目をしておきましょう。
他にも昨年度の最優秀選手となった、ダミアン・マッケンジー選手にも注目してください。