船釣りをするなら真鯛は外せないターゲットですよね。真鯛釣りは私も大好きな釣りなので、乗っ込みのシーズンともなると毎日のように出港しています。
いろんな釣り方がある真鯛ですが、コマセ真鯛ではロッドの性能がやっぱり釣果に大きく影響してきます。
そのため、コマセ真鯛専用のロッドを選びたいと思っても、種類やメーカーも多くてどれを選んでいいのか分からないですよね。
そこで今回の記事では、有名釣り具メーカーのコマセ真鯛ロッドから安価な汎用ロッドまで、おすすめのコマセ真鯛ロッドを12選ご紹介しています。
ぜひ参考にされて、釣り上げた真鯛で美味しい刺身をたっぷりと堪能してください!
Contents
コマセ真鯛ロッドを選ぶ3つのおすすめの選び方
コマセ真鯛釣りでは、食いついた真鯛が下に突っ込む時のパワーに負けない強さと柔らかさがあるロッドがおすすめです。
コマセ真鯛ロッドを選ぶ時は、以下の3つのポイントを重視して選んでみると失敗が少なくなります。ぜひ参考にされてください!
ポイント1ムーチングロッドを選ぶ
コマセ真鯛ロッドを選ぶときは、柔軟で胴から曲がるムーチングロッドがおすすめです。
なぜなら、硬いロッドはうねりや波の揺れを吸収できないため、仕掛けや付けエサが大きく動いてしまうからです。
不自然に動く仕掛けには、警戒心の強い真鯛は食ってきません。また、ムーチングロッドなら、カゴからポロポロこぼれるようなコマセワークにも最適です。
このような理由から、コマセ真鯛ロッドを選ぶ時はムーチングロッドがおすすめです。
ポイント2長めのロッドを選ぶ
コマセ真鯛ロッドを選ぶ時は、長めのロッドを選ぶようにしましょう。おすすめは2.4~3.6mのコマセ真鯛ロッドです。
なぜなら、短いロッドは捻れてせっかく食った真鯛をバラしてしまうことが多いからです。
また、短いロッドでは船底に潜られやすいため、真鯛とのやり取りがしづらいだけでなく、ライン切れの原因にもなります。
このような理由から、コマセ真鯛ロッドを選ぶ時は長めのロッドを選ぶようにしましょう。
ポイント1胴調子のロッドを選ぶ
コマセ真鯛ロッドを選ぶ時は、胴調子のロッドがおすすめです。なぜなら、先調子のロッドでは、真鯛の強い引きでロッドが折れてしまうからです。
おすすめは、5:5から6:4のロッドで、錘負荷が20~80号であればベストです。
なお、ムーチングロッドなら、船の揺れを吸収するだけでなく、胴からしなやかに曲がって真鯛の強い引きにも対応できるのでおすすめです!
おすすめのコマセ真鯛ロッドランキングTOP12
それではここから、おすすめのコマセ真鯛ロッドを12選ご紹介いたします。
楽天市場やAmazonなどの口コミや評価をもとに、各メーカーからおすすめのコマセ真鯛ロッドをピックアップしてご紹介していきます。
ぜひ参考にされて、ご自身にピッタリのコマセ真鯛ロッドを見つけて下さい。
12.シマノ海攻マダイリミテッドS+300
海攻マダイリミテッドは、真鯛釣りに特化したシマノマダイロッドのフラッグシップモデルです。
パーミング性能が大幅に向上したマルチフィットCI4+リールシートが特徴的で、細ハリスの対応力が高く、マダイの引きをロッド全体で吸収してカバーしてくれます。
調子はムーチングですが、きれいに曲がりながらもブレがなく高い操作性を実現しています。
大型マダイの引きもしなやかに受け止めてくれて、船が揺れても仕掛けを安定させてくれるのでコマセ釣りには最適のロッドです。
11.ダイワバイパースティックM-300・Y
バイパースティックM-300・Yはダイワのマダイロッドで、柔軟性と硬さのバランスに優れているのが特徴です。
穂先はより柔らかい設計となっているので、マダイ釣りの醍醐味を堪能できます。それでいて、真鯛をスムーズに浮かせる粘りやパワーも十分なので、大型マダイも確実に仕留めることができるロッドでもあります。
錘負荷は60~120号なので、深場でも十分対応できて仕掛けの安定性も優れています。
10.リーオマスター真鯛AIR S-300AGS
リーオマスター真鯛AIR S-300AGSは、ダイワカーボンテクノロジーの進化と新たな構造設計によって、しなやかさと操作性、軽さを追求した作られたロッドです。
軽量ブランクスとカーボン素材ガイドAGSの高い操作性が特徴で、贅肉を徹底的に排除したブランクスでありながらも、高強度素材やX45、Vジョイントによって安定したコマセワークが可能です。
しなやかさにも定評があり、曲線を描いて美しく曲がる様子はリーオマスターならではの美しさと言えるでしょう。コマセマダイまもちろん、置き竿でも手持ちでもオールマイティに活躍してくれるコスパの良さでも人気のロッドです。
9.ダイワリーオマスターSX真鯛S-330・N
ダイワ船竿リーオマスター真鯛は、グラス素材とカーボン素材それぞれの長所を兼ね備えたコマセ真鯛専用ロッドです。
コマセ真鯛に必要な柔軟性と粘りに加え、跳ねないかつ粘りのある調子を実現したロッドの設計となっています。
軽量かつ軽快な操作性を持つグラスムーチングアクションは、一度手にすると離せないと好評のようです!
sx330を購入。仕舞寸法はツーピース約1500mmで長いが、軽くてバランスが良い。
主に天秤フカセ真鯛釣りと大鯵で使用。
マイボートなので、水深50〜70mを投錨しての掛かり釣り、軽量仕掛けでビシは20〜40号メインなので、色々な竿を試したがこの竿はしなやかで当たりも見やすく、食い込みも、良い、とくに大鯵(40センチ以上)の食い込みが良いので、バラシが少なくハリスも1号で勝負出来るので一番気に入って居る。
何よりも、小さな獲物でも竿が柔らかいので楽しめて、80センチ位の真鯛も安心してやり取り出来るので、本当に満足して居る。
やはり、天秤フカセ釣りになると7m前後のプレジャーボートなので、遊漁船とは違う細かい横揺れが出るので、竿の長さにもよるがビシの調整が難しくなりがちで、船のバタつきが、多い日は食い込みにかなりの差が出るが、この竿は我々小型プレジャーボートの釣師にとても向いている。
8.アナリスター64 50-300
アナリスター64 50-300は、ゲーム性の高い船竿として人気です。
柔軟な6:4調子で対象魚を選ばず、しなやかさと高い操作性だけでなく大物とのやり取りにも十分に対応できるパワーも兼ね備えており、大型魚もしっかりとコントロールできるロッドです。
50-300はオモリ負荷50~100号に対応しているので、コマセマダイやサビキつりなど中深場までの釣りには活躍してくれるでしょう。
まずはオールマイティーに使えて大物とのやり取りでも安心できるロッドをお探しなら、アナリスター64 50-300はおすすめです。
ヒラメを釣りに行き、その日はヒラメ4 スズキ1 かさご1とまずまず。
ヒラメ50オーバーもなんなく釣れました。デカイのがかかると綺麗に竿が曲がっているのが分かります。
外道のスズキがかかってしまいましたが、計ってないんですが60は確実にありかかった時は竿がバットから曲がり大丈夫かなと思いましたが無事釣れました!
以前に73調子の竿でヒラメやりましたが坊主で、この竿とヒラメXに変えて一気に釣果が変わりました。
7.シマノ海春80-300
シマノ海春は、船釣りでのいろんな魚種に対応できるオールラウンドな6:4調子のロッドです。
軽量で高感度な6:4調子のムーチングアクションが特徴で、スパイラルXとハイパワーXで強化されたブランクスの優れた操作性はいろんな釣法の釣りを楽しめます。
自重が軽いので手持ちでも疲れにくく、ムーチングアクションによる快適なコマセワークが可能です。
錘負荷は50~120号なので、中深場での真鯛釣りも十分楽しめますが、オニカサゴ・キンメダイ・ヤリイカ・ムツなどの釣りもおすすめです。
コマセ真鯛用に購入しましたが、ヒラメの泳がせ、ワラサなんかにも代用可能。
関東の船釣りではかなり汎用性の高い竿で満足してます。
デザインもカッコいい。
6.アナリスター真鯛270
ダイワの真鯛専用ロッドアナリスターは、初めてのコマセ真鯛ならぜひおすすめの1本です。
うねりの吸収・コマセワークのしやすさ・ネジレ防止など、コマセ真鯛に必要な要素が満たされています。
ロッドパワーのある柔軟調子で、まさに真鯛を食わせるために設計されたロッドと言えるでしょう!
購入してこれほど満足したロッドは他にありません。最高のロッドですね。
鯛の食い込みもいいし、なにより粘りがたまりません。思いどおりの竿でした。とても気に入ってます。
5.アルファタックル海人マダイゲーム250UD
海人マダイゲーム250UDはコマセマダイ釣りに特化したロッドで、ストレスを感じさせない追従性の良い曲りでハリス切れを徹底的に防ぐことができます。
ロッド長は2.5mと手持ちでの釣りにも最適で、縦繊維のみで構成されたチューブラーグラスマテリアル「UD」によるうねりの吸収も秀逸です。
そのため、船のウネリによって上下する状況下でも影響を最小限に抑え、コマセを程よく撒きながら大鯛を誘うことができます。
コマセの棚を一定に保つことが必須のコマセ真鯛釣りにおいて、その醍醐味を存分に味わうことができるでしょう。まさに、釣果にも差がつくロッドとも言えます。
4.シーフレックス64 50-270
ダイワのシーフレックスは、食い込みの良さとしなやかな粘りが持ち味の6:4調子万能船ロッドです。
しなやかなムーチングアクションは、違和感なく魚の食い込みを促して強い引きもいなしてくれる設計となっています。
そのためバラしにくく、追い食いをさせやすいのが特徴です。
ラインナップも豊富なので、マダイ・アジ・サバ・イサキなどの定番人気ターゲットからワラサ(メジロ)・ヒラマサなどの大型青物まで幅広くカバーしています。
ビギナーからベテランまで、満足のいく使い勝手の良いシリーズのロッドです。
ヒラメ用に購入しましたが、コマセ真鯛でも使ってます。ガイドが安っぽく感じますが、結構使えるロッドですね。
6:4調子で喰い込みがいいので、アタリがあったら逃がすことがまずありません。もロッド全体のタメが効くので、大物がかかっても安心です。
中級者ならメインロッドとしても十分耐える実力のあるロッドだと思います。バラシも少ないように感じます。
3.ダイワ潮流マダイ255・Y
コマセ真鯛に特化したロッドで、穂先をよりしなやかにすることで食い込みや仕掛けのなじみをサポートしながら同時に魚からのシグナルを大きく伝えてくれるロッドです。
さらには、バット部は負荷に応じてしなやかに曲がり込んで魚の引きを吸収してくれるので、魚に主導権を渡しません。グラス特有のムーチングアクションを実現しながらも、軽量特殊グラス素材を使用しているので軽快に操作できます。
また、負荷に応じてどこまでも曲がり込んでいくブランクスはコマセ真鯛に特化した調子の実現を可能にし、大鯛や不意の青物を相手にしても主導権を渡しません。
2.シマノアルシエラマダイ40-250LEFT
シマノアルシエラマダイは、まさにコマセマダイのために作られた専用ロッドと言っても過言ではありません。
仕掛けの安定性警戒心の強い真鯛に対して自然な食い込みを促すしなやかさは、このロッドが持つ大きな特徴です。
シリーズ中には2アイテムありますが、おすすめはオールラウンドモデルの40 250ですね。
お値段は張りますが、理想のハイエンドロッドと言えるでしょう!
水深90mでの真鯛釣りでしたが、うねりの強い中みごとに真鯛をゲットしました。
まさに理想形のしなり・ため・ねばりを持ったロッドです!
1.舳(ミヨシ)20-270
シマノ船竿舳は、細身で軽いロッドでありながら、うねりのある条件下でも仕掛けを安定させやすく、警戒心の強い真鯛に違和感を与えないのが特徴のロッドです。
シリーズ中には20~60号までラインナップしており、ターゲットによって使い分けるようになっています。
ライトは細いハリスを使った繊細な釣りに向いているロッドで、仕掛けの安定性には定評があるロッドです。
このムーチングアクションはすごいですよ。ほんとにバットの直ぐ近くからゴムのように見事に曲がります。しかも折れません。
魚がかかると、支点が手元に来るのと竿の弾力で引きを吸収してくれます。そのため、船頭も驚くほど巻き上げが早くて大物でも決着が早いです。
コマセマダイロッドのおすすめの使い方は
コマセ真鯛釣りでは、マキエの撒き方も釣果の差につながる事が多いですね。あと、自分のロッドならどの程度の棚を探れるかを知っておくのもポイントです。
3mの竿なら、海面から頭上まで持ち上げるとおおむね4m位の棚を探れます。
これを基準に、広範囲に探ってみたりピンポイントを狙うなど、工夫すると釣果アップにつながってきます。
少人数での釣りに有効なコマセの撒き方
大きく竿を振らずに小さく振るのがおすすめ。そのことでコンパクトに密度の濃いコマセの膜ができるので、自分の真下に真鯛を寄せて狙うことができます。
大人数での釣りに有効なコマセの撒き方
乗合船のように大人数での釣りでは、遠くの真鯛にアピールするためにも、大きく竿を振って帯状の薄いコマセを作るのがおすすめです。
なお、人数だけでなく魚の活性などの様々な状況に合わせての使い分けが重要です。
番組内で使用されているタックル
ロッド:アルシエラ マダイ40 235 RIGHT
リール:フォースマスター1000
スタンダードキャップ CA-041R
GORE-TEX ウォームスーツ RB-017T
ラフトエアジャケット VF-051K
ショートデッキブーツ FB-065U
コマセマダイロッドのよくあるQ&A
ここでは、コマセマダイロッドでのよくあるQ&Aについてご紹介していきます。
コマセ真鯛ロッドの調子は5:5~6:4がよく使われています。これらの調子はロッドの胴部分から大きく曲がるので胴調子とも言われ、大型マダイの強い引き込みを吸収してくれることから、コマセマダイ釣りではよく使われています。
また、ロッドが大きく曲がることでハリス切れ対策もできるなど、利点もおおいのが胴調子の特徴でもあります。
釣り場によって錘負荷は違ってきますが、一般的なコマセ真鯛のロッドのオモリ負荷は60~100号のコマセカゴが使われています。
ただ、潮流や水深の関係で80号を使うことが多いので、ロッドを購入するときは100号の錘に対応できるロッドがおすすめです。
20~100号や30~100号など、ある程度幅広い設定がなされているロッドがほとんどなので、ご予算に応じて選んでみましょう。
地域や釣り方で違いがありますが、一般的にコマセ真鯛のロッドで使われる長さは、2.4~3m前後です。
仕掛けが馴染みやすくやり取りしやすいのは長めのロッドですが、取り回しのいいのは短めのロッドです。そのため、船の大きさや釣り方に応じて選んでみましょう。
コマセマダイ釣りでは、オキアミを餌に使います。釣り針に刺すときは尾の先端をカットして尾から針を刺します。
このときオキアミを丸めずに真っすぐにセットしてください。オキアミが丸いとハリスがヨレて糸絡みの原因になってしまいます。
ロッドの胴部分からしなやかに曲がり込む調子のロッドのことをムーチングロッドと言います。美しい弧を描く5:5や6:4調子のロッドが該当します。
コマセマダイ釣りではムーチングロッドが好んで使われますが、船の揺れを吸収して撒き餌の棚を一定に保ったりハリス切れを防ぐなど、メリットが多いのがその理由です。
ただ、好みが分かれるのが多いのもムーチングロッドの特徴でもあります。そのため、ムーチングロッドの特性を理解して選んでみてください。
コマセマダイ釣りでは長ハリスを使うので、糸絡みを防ぐために長いアームの天秤が使われます。
好みや釣り場で長さは違ってきますが、おすすめはアーム長60cm程度の天秤です。なお、天秤にも色んな種類があります。
乗合船なら船宿に問い合わせるなどして、その釣り場に応じた最適な天秤を購入しましょう
コマセマダイ釣りでは、ハリス4号を標準にするのが無難です。
長さは釣り場や潮流、時期などで臨機応変に変えるようにしますが、ハリス太さを変えることはあまりありません。
なお、船宿によってハリス長さを決めていることもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
乗っ込み時期の真鯛は、食ってくると止まらないのでほんとに興奮してしまいます。
この時期の真鯛はよく釣れるし、いろいろと狙い方はありますが、コマセ真鯛は中でもおすすめの釣法の一つです。
けれど、道具次第で釣果に差が出るのも事実です。仕掛けが一定して同じ棚をキープする必要があるので、そのためにもムーチングロッドは欠かせません。
また、舟宿や釣り場でロッドの長さが若干変わってくるので、購入前にちゃんと確認しておきましょう。
今回の記事を参考にされて、ぜひご自身にピッタリのコマセ真鯛ロッドで、大物マダイを大漁してください!