
オーストラリアのラグビー代表も強豪の1つです。
別名はワラビーズといって、小型のカンガルーがユニフォームの胸の部分に刺繍されています。
最大のライバルとされるニュージーランド代表のオールブラックスとは、歴史的に見ても切磋琢磨してきた関係です。
オールブラックスが個々のスキルや身体能力の高さを活かしたプレーをするのに対して、ワラビーズの特徴は組織的なプレーです。
もちろん高い個人技や身体能力に優れた選手もいます。しかしそれ以上に組織的なランとパスを活かしたプレーをします。
緻密で組織的、それがオーストラリア代表の魅力だと言えるでしょう。
世界的に見ると決して身体が大きい選手が多いわけではありませんので、個々の身体能力という意味では劣る部分があります。
しかしその分を組織力でカバーするという形です。それでいて攻撃的なプレースタイルというのも特徴で、ボールが良く動くために観戦していても楽しいチームだと言えるでしょう。
2019ラグビーワールドカップオーストラリア代表の試合結果
では最近の試合結果を確認しておきます。
8月17日に行われたオールブラックスとの試合では36対0という残念な結果に終わりました。9月7日に行われたサモアとの試合は、34対15と快勝しています。
強いチームではありますが、ライバルであるオールブラックスと行われた直近の試合結果が気になるという評価を受けています。
オーストラリア代表の弱点は?
ラグビーのオーストラリア代表の強みは、やはり組織的なプレーにあります。
先にもお伝えしましたが、個々のプレイヤーのスキルに頼るのではなく、組織的な緻密なプレーを行うために波がありません。
いわば安定して強いというのが、オーストラリア代表の強みであると言えるでしょう。チーム全体としてレベルが高いからこその強豪国です。
基本的にラグビーは弱いチームが強いチームに勝つことは、ほとんどありません。およそ実力通りの結果になりがちなのですが、その中で安定した強さがあるというのは魅力です。
オーストラリア代表のキープレーヤー
最後にワラビーズのキープレイヤーもお伝えしておきます。
絶対に外せないのが、バーナード・フォーリー選手です。2018年に行われたスーパーラグビーで得点王となり、所属チームを優勝に導いた司令塔です。
ちなみにスーパーラグビーは南半球の強豪チームが、集結して行う大会のことになります。
他にも驚異的な運動量を誇るチームのキャプテン、マイケル・フーパー選手も注目したいです。
さらに昨年のオーストラリア国内最優秀選手に選ばれたディビッド・ポーコック選手のプレーも見ておきましょう。