初心者でも数釣りできるイサキの船コマセ釣りのコツを解説!

梅雨から夏にかけての船釣りでイサキを欠かすことはできないですよね。そんなイサキですが、なかなか釣果アップにつながらないという声も聞かれます。

イサキ釣りにもいろんな釣り方がありますが、メジャーな釣り方は船のコマセ釣りです。

このイサキのコマセ釣りですが、釣果アップするにはいくつかポイントがあり、そのコツさえつかめば数釣りも夢ではありません。

今回の記事では、イサキの船コマセ釣りでこれだけは外せないという内容で、イサキ釣りのコツをご説明していきます。ぜひ参考にされてください!

釣果アップの基本はコマセワーク

イサキ釣りではコマセワークが釣果アップの基本です。イサキは撒き餌がないと釣れない魚なので、上手なコマセワークが必須です。

といっても難しいものではありません。基本的には、船長の指示棚で撒餌が少しずつ出せればそれでオッケーです。

ただしそれには少しだけコツがあって、1つ目がハリスの長さだけ指示棚から下げる必要があることです。

例えば、ハリスの長さが3mで船長の指示が20mの場合は、23mまで下げるのが1つ目のポイントです。

そして、一呼吸おいてからしゃくり上げていきます。一呼吸おく理由は、プラビシににハリスが絡むのを防ぐためです。

次にシャクリながら船長の指示棚まで上げていくわけですが、シャクリ幅はロッドを下げた位置から水平くらいまで上げて、リールを巻きながらロッドを下げます。

そうすることで概ね1mほど仕掛けが上がるので、それを3回繰り返せば、船長の指示棚まで上がります。これがイサキ釣りの2つ目のコツです。

なお、撒餌をたくさん撒こうとして何度もシャクる光景を目にしますが、それをする必要はありません。少しずつポロポロと撒餌が出ていくのがイサキ釣りにはベストです。

そのため、プラビシの窓は全開ではなく、半分か3分の1程の開きで大丈夫です。そうやって指示棚まで上がったら、静かにイサキのアタリを待ちましょう。

ロッドの硬さでシャクリ幅を変える

イサキ釣りのロッドですが、マダイロッドと同じでムーチングでやられる方もいますが、最近ではライトゲームロッドがよく使われています。

どちらのロッドでもイサキは釣れますが、ロッドの硬さによってシャクリ幅を変える必要があります。

まず胴から曲がるムーチングロッドの場合ですが、水平よりも上まで大きくしっかりとシャクるようにしましょう。

なぜなら、胴から曲がるロッドは普通にシャクってもシャクリ幅が取れないので、水中のビシが少ししか動かないからです。

これに対してロッドの張りがあるライトゲームロッドでは、そこまで大きくシャクらずに水平程度でもビシをしっかり動かせます。

このように、使うロッドでシャクリ幅も変わるので、まずはご自身の使うロッドがどちらに該当するのかを確認してみることをおすすめします。

イサキの付けエサ

イサキの付けエサにはオキアミを使いますが、尻尾は必ず取ってから針に刺しましょう。

刺した針は腹に抜きますが、ここでのポイントはオキアミがまっすぐになるように刺すことです。そうしないと、海中で回転してイサキに違和感を与えてしまいます。

イサキの数釣りには追い食いを待つ

イサキは単体で動くことはなく、群れで固まって動くのがこの魚の特徴で、大きい個体ほど群れの上にいると言われます。

そのため、追い食いを待つのがイサキを数釣るコツでもありセオリーでもあります。

イサキが当たると竿先をキュンキュンと海中に引き込んでいくので、ゆっくりと仕掛けを巻き上げるか、竿を下げてハリスを緩めます。

どちらも追い食いさせるのにおすすめの方法ですが、個人的には巻き上げて待つ方が好みです。

というのも、ロッドをさげるとハリスが緩むので、せっかく掛かったイサキをバラしてしまうこともあるからです。

そのため、イサキが掛かったらどちらか試してみて下さい。食いが立っている時にしっかり追い食いさせると、3本の針全部にイサキが掛かるのも稀ではありません。

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