アジングロッドおすすめ12選

アジングの釣果を大きく左右する、最も重要なタックルがアジングロッドです。

しかし、いざ選ぶとなると「初心者でも失敗しないモデルは?」「シマノやダイワなど、人気メーカーごとの特徴は?」と、無数の選択肢を前に悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

繊細なアタリを捉えるための感度、ポイントに合わせた適切な長さや硬さ、さらにはチューブラーかソリッドかというティップの構造まで、考えるべき点は多岐にわたります。

この記事では、そんなあなたのために、2025年の最新情報に基づいたおすすめのアジングロッドを厳選してご紹介します。

本記事で取り上げるのは、アジング専用に設計・販売されている完成品のスピニングロッドおよびベイトロッドのみです。

製品名や商品説明に「アジング」「鯵」といった表記があり、1g前後の軽量ジグヘッドを繊細に操作できる高感度なティップを持つことを選定基準としました。

そのため、他の釣りからの代用を考えている方にも、専用ロッドならではの性能や魅力が明確にわかる内容になっています。

この記事を読めば、数ある選択肢の中から、あなたにとって「最強」と呼べる一本がきっと見つかります。

この記事でわかること
  • ランキング形式でわかる人気アジングロッド12選
  • 感度や価格で比較するロッドの選び方の基準
  • 購入後の基本的な使い方と釣果を伸ばすコツ
  • ロッドの長さやティップの種類など初心者が抱く疑問への回答

Contents

アジングロッドのおすすめの選び方は?

感度・操作性で選ぶ

アジングロッドのおすすめの選び方

アジングロッド選びで最も重要なのは、アジの繊細なアタリを捉える「感度」と、軽量なルアーを意のままに操る「操作性」です。

なぜなら、アジングの釣果は、ごく小さなバイト(アタリ)を感じ取り、即座に合わせられるかどうかに大きく左右されるからです。

また、1g前後のジグヘッドを潮流に乗せて漂わせたり、細かくアクションさせたりするには、ロッドの軽さとティップ(竿先)の繊細さが不可欠となります。

例えば、上位モデルには高弾性カーボン素材や「メガトップ」のような特殊なティップが採用されており、水中の微細な変化すら手元に伝える圧倒的な感度を実現しています。

これにより、初心者が気づきにくい「前アタリ」と呼ばれるような、ごくわずかな信号も捉えることが可能になります。

したがって、アジングの醍醐味である繊細なゲーム性を最大限に楽しむためには、感度と操作性を最優先にロッドを選ぶことが釣果への一番の近道と言えるでしょう。

ロッドの素材・構造で選ぶ

アジングロッドのおすすめの選び方

次に重要な選び方の基準は、ロッドの性能を決定づける「素材」と「構造」です。特にティップの種類やガイドの質が釣果に直結します。

ロッドの本体に使われるカーボンの弾性率や、ティップが中空の「チューブラー」か、中身が詰まっている「ソリッド」かによって、感度やルアーの操作感が大きく変わるためです。

また、ガイドの素材やフレームも、ラインの滑りやロッド全体の重量に影響し、結果として飛距離や感度に差を生みます。

提供された情報にあるように、多くのアジングロッドはアジの吸い込むような小さなアタリに追従しやすい「ソリッドティップ」を採用しています。

さらに、上位モデルには軽量でラインへのダメージが少ない「SiCガイド」や「チタンフレーム」が搭載されており、これらは軽さと感度の向上に大きく貢献しています。

このように、どのような素材と構造でロッドが作られているかを確認することは、自身の求める性能を持った一本を見つけるための非常に重要な要素となります。

コストパフォーマンスで選ぶ

アジングロッドのおすすめの選び方

自身の予算内で最大限の性能を引き出せる「コストパフォーマンス」も、賢いアジングロッド選びには欠かせない視点です。

アジングロッドは数千円の入門モデルから数万円のハイエンドモデルまで価格帯が非常に幅広く、必ずしも高価なものが全ての釣り人に最適とは限らないからです。

特に初心者や中級者にとっては、実売価格と実釣性能のバランスが取れたモデルを選ぶことが、長く釣りを続けるための鍵となります。

例えば、情報内で紹介されているメジャークラフトの「ソルパラ」やダイワの「アジングX」は、1万円以下という手頃な価格帯でありながら、上位モデルの設計思想を取り入れた高い基本性能を誇ります。

これらのロッドは、感度や軽さといったアジングに求められる要素を十分に満たしており、初めての一本としても高い評価を得ています。

したがって、単に価格の安さだけで選ぶのではなく、価格に対してどれだけの性能が得られるかというコストパフォーマンスを重視することで、満足度の高いロッド選びが可能になります。

アジングロッドのおすすめ12選

ランキングの根拠

今回のランキングは、次の3つの評価項目を重視しました。

感度・操作性(50%):1g前後の軽量ジグヘッドリグを繊細に操作できるティップの高感度設計に着目。

素材・構造(30%):高感度なソリッド or チューブラーティップ、SiCガイドやチタンフレームなど素材の質を評価。

コストパフォーマンス(20%):価格に対して得られる性能のバランスを重視し、レビュー評価を参考にしました。

それではいよいよ、おすすめのアジングロッドを12選ご紹介していきます。どんなアジングロッドがあるか気になるときは、ぜひチェックしてみてください。

12.ダイワ (DAIWA) アジングロッド アジングX 72L-S

スペックと基本情報

ブランドダイワ (DAIWA)
全長7.2フィート(約218cm)
ティップソリッドティップ
価格約11,000円(税込)/送料無料
対応ルアー0.5〜10g程度(ジグヘッド〜中量リグ)

注目ポイント

  • 月下美人の設計思想を引き継いだスタンダードモデル
  • 中軽量ルアーに幅広く対応し、操作性が高い
  • 価格以上の安定感で初心者から中級者まで使いやすい

1万円前後で手に入るアジングロッドとして、操作性やバランスに優れており「これから始める人の1本」としても人気。上位モデルと比べると感度では若干劣るが、十分な実釣性能を備えている。

こんな人におすすめ
  • アジング入門用に手頃で高品質なロッドを探している方
  • 中軽量ルアーで幅広いアプローチをしたい方
  • 扱いやすく、取り回しの良いモデルを重視する方

11.メジャークラフト アジングロッド 鯵道 1G AD1

スペックと基本情報

ブランドメジャークラフト(Major Craft)
全長6.3〜7.6フィート(機種により異なる)
ティップ高感度ソリッドティップ
価格約11,649円(税込)/送料無料
対応ルアー0.6〜10g程度

注目ポイント

  • 中高弾性カーボンブランク採用で感度が高い
  • ボトム攻略や遠投にも対応する設計
  • 手頃な価格で本格的なアジングを楽しめる

アジング1Gシリーズの中でもこの「AD1」は、感度・操作性・コストのバランスが優れており、レビューでも高評価。軽量ジグヘッドはもちろん、ボトムのズル引きにも対応できるロッド構成が魅力です。

こんな人におすすめ
  • コストを抑えながら本格的な釣りを楽しみたい中級者
  • 遠投やボトム狙いのバリエーションを重視したい方
  • ソリッドティップの感度を活かした釣りをしたい方

10.大阪漁具 (OGK) アジングショット2 50L

スペックと基本情報

ブランド大阪漁具(OGK)
全長5.0フィート(約152cm)
ティップソリッドティップ
価格約3,600円(税込)/送料無料
対応ルアー0.5〜5g程度

注目ポイント

  • コンパクト設計で軽量ジグヘッドの操作性が高い
  • 非常にリーズナブルな価格帯で入門に最適
  • ショートレングスで取り回しが良い

とにかく低価格でアジングを始めたい方にぴったりの1本。素材面では上位モデルに劣るものの、港湾部など小場所での操作性は十分。予備ロッドやライトゲームの導入にもおすすめされるエントリーモデルです。

こんな人におすすめ
  • アジングをとにかく安く始めてみたい初心者
  • 小場所での操作性を重視する方
  • セカンドロッドや予備として軽量モデルが欲しい方

9.プロマリン CB レジェスタアジ 63L

スペックと基本情報

ブランドプロマリン(PROMARINE)
全長6.3フィート(約192cm)
ティップソリッドティップ
価格約3,000円(税込)+送料660円
対応ルアー0.5〜5g程度

注目ポイント

  • ライトゲーム全般に使える廉価モデル
  • ショートロッドながら軽さと操作性が魅力
  • 実売3,000円台で初心者にも安心価格

プロマリン製の入門向けロッドで、価格を最優先するなら検討に値します。上級者には物足りなさもあるが、アジングデビューや簡単な釣行には十分な機能を備えた1本です。

こんな人におすすめ
  • とにかく安くアジングを始めたい方
  • サブロッド・予備ロッドとして検討している方
  • 港湾部など小場所メインで楽しみたいライトゲーマー

8.がまかつ ラグゼ 宵姫 爽

スペックと基本情報

ブランドがまかつ(Gamakatsu)
全長4.6フィート(約140cm)
ティップ高感度ソリッドティップ
価格約23,313円(税込)/送料無料
対応ルアー0.1〜3g(超軽量ジグヘッド向き)

注目ポイント

  • 超軽量・高感度設計でアタリを確実に捉える
  • ショートロッドながら飛距離と操作性を両立
  • 中級者以上に満足度の高い作り込み

がまかつの人気シリーズ「宵姫」の爽(ソウ)モデルは、繊細な釣りに特化した設計で、1g以下のリグでも確かな操作感が得られる逸品。短めの設計で狭いポイントにも強く、快適な取り回しが可能です。

こんな人におすすめ
  • 感度と操作性を極めたい中〜上級者
  • 常夜灯下や足場の狭いポイントで釣る機会が多い方
  • ハイレベルな軽量ジグ単アジングを楽しみたい方

7.ダイワ 月下美人 アジング 55UL-S・R

スペックと基本情報

ブランドダイワ (DAIWA)
全長5.5フィート(約167cm)
ティップメガトップ ソリッドティップ
価格約11,935円(税込)/送料無料
対応ルアー0.5〜5g程度

注目ポイント

  • HVFカーボン×メガトップで高感度&しなやか
  • 超軽量設計で長時間の使用でも疲れにくい
  • 価格と性能のバランスが抜群な中堅モデル

ダイワの定番アジングシリーズ「月下美人」の中でも、扱いやすく高感度なモデル。メガトップを採用したティップのしなやかさが好評で、アタリの「前兆」を感じ取れる設計が秀逸。入門〜中級者のステップアップにも最適です。

こんな人におすすめ
  • 感度と軽さを重視したアジングロッドを探している方
  • 1g前後のジグ単操作を極めたい入門〜中級者
  • 長時間の釣行でも扱いやすい軽量モデルを求める方

6.テイルウォーク AJIST SSD

スペックと基本情報

ブランドテイルウォーク(Tailwalk)
全長5.6〜7.4フィート(モデルにより異なる)
ティップソリッド or チューブラー
価格約15,400円(税込)/送料無料
対応ルアー0.3〜10g(汎用性高め)

注目ポイント

  • ミドルクラスながら実釣性能は上位モデル並み
  • ティップからベリーまでの張りと柔軟性が絶妙
  • 汎用性が高く、リグ選びの幅も広い

AJIST SSDは、感度と操作性のバランスが非常に良く、多くのアングラーに評価されているモデル。中弾性ブランクによって繊細なアタリも逃さず、リグを問わない汎用性も魅力。価格を抑えつつ実戦的な1本を求める方に適しています。

こんな人におすすめ
  • アジングにおいて汎用性の高いロッドを探している方
  • 感度とパワーのバランスを重視したい中級者
  • 価格を抑えつつ性能にも妥協したくない方

5.ダイワ AJING X

スペックと基本情報

ブランドダイワ (DAIWA)
全長6.6〜7.2フィート(モデルにより異なる)
ティップソリッドティップ
価格約8,900円(税込)/送料無料
対応ルアー0.5〜8g

注目ポイント

  • スタンダードな設計で初心者にも扱いやすい
  • 価格と性能のバランスが非常に良い
  • シンプルながら実釣性能は十分

AJING Xは、エントリーモデルとして非常に人気の高いシリーズ。ティップの感度やロッド全体の軽さに優れ、アジングの基本をマスターするには最適な1本です。予備ロッドとしても評価が高く、コスパを重視する釣り人におすすめされます。

こんな人におすすめ
  • アジングを始めたい初心者
  • 1万円以下で安定した性能を求めたい方
  • サブロッドとしてコスパ重視の1本を探している方

4.メジャークラフト ソルパラ アジングゲーム

スペックと基本情報

ブランドメジャークラフト(Major Craft)
全長6.6〜7.6フィート(モデルにより異なる)
ティップソリッドティップ
価格約8,400円(税込)/送料無料
対応ルアー0.5〜10g

注目ポイント

  • 感度と価格のバランスが取れた新設計モデル
  • 高性能なのに1万円未満という高コスパ
  • レビュー評価も高く、人気の定番シリーズ

「ソルパラ」シリーズは、コストパフォーマンスに優れたモデルとして長く愛されています。2024年モデルではブランク設計やガイドバランスが刷新され、より軽快な操作性と感度が実現。初心者からライトゲーマーまで幅広く対応できる万能ロッドです。

こんな人におすすめ
  • コスパ重視で高性能なアジングロッドを探している方
  • 初心者〜中級者でバランスの良い1本を選びたい方
  • 予算1万円以下で妥協なく選びたいライトゲーム派

3.アブガルシア SaltyStage Prototype アジング

スペックと基本情報

ブランドアブガルシア(Abu Garcia)
全長5.10〜6.8フィート(モデルにより異なる)
ティップ高感度ソリッドティップ
価格約21,700円(税込)/送料無料
対応ルアー0.2〜5g程度(超軽量〜中軽量)

注目ポイント

  • 超軽量リグに最適な繊細なティップ設計
  • 試作モデルから開発された高性能プロトタイプ
  • 感度と操作性において上級者も納得のレベル

SaltyStage Prototypeは、アブガルシアの技術力を結集した高感度モデル。繊細なアタリを拾える高反発なソリッドティップと、的確なルアーコントロールを実現するバランス設計で、上級者からの評価も非常に高い一品です。

こんな人におすすめ
  • アジングの感度・精度に強いこだわりを持つ方
  • ワンランク上の釣りを実現したい中〜上級者
  • プロトタイプ品質を実釣で体感したい方

2.ダイワ 月下美人 AIR AJING・W

スペックと基本情報

ブランドダイワ (DAIWA)
全長5.8〜7.6フィート(モデルにより異なる)
ティップメガトップ ソリッドティップ
価格約37,000円(税込)/送料無料
対応ルアー0.3〜5g

注目ポイント

  • 高感度HVFカーボン×メガトップの超繊細設計
  • 圧倒的な軽さとブレのない振り抜け感
  • ハイエンドクラスの精密な作り込み

月下美人AIR AJING・Wは、DAIWAの技術の粋を集めた上位モデル。わずかなアタリも逃さない感度、長時間使用しても疲れにくい軽さ、そして操作性の高さが魅力。価格は高めながらも、実釣性能にこだわるアジンガーから厚い支持を受けています。

こんな人におすすめ
  • 感度・軽さを極めたハイエンドモデルを求める方
  • 本格的にアジングを楽しむ中〜上級者
  • 価格より性能・快適さを重視するアングラー

1.ダイワ 月下美人 アジング

スペックと基本情報

ブランドダイワ (DAIWA)
全長5.5〜7.6フィート(モデルにより異なる)
ティップメガトップ ソリッドティップ
価格約11,935円(税込)/送料無料
対応ルアー0.3〜8g

注目ポイント

  • 圧倒的な感度と軽さでリグ操作が快適
  • エントリーモデルながら上級者も満足の性能
  • ガイド設計や素材の完成度が非常に高い

DAIWAの「月下美人 アジング」は、その名の通りアジング専用に開発された人気シリーズ。高弾性HVFカーボンやメガトップ採用で、1g以下のジグ単操作にも抜群の対応力を発揮。初心者から上級者まで幅広く支持されており、「最初の1本」としても「ステップアップ用」としても申し分ない万能ロッドです。

こんな人におすすめ
  • 初めてのアジングロッド選びで失敗したくない方
  • 価格・性能・評価の全バランスを重視する方
  • 感度・軽量性・完成度を高水準で求める方

アジングロッドのおすすめの使い方は?

アジングロッドのおすすめの使い方

アジングロッドの基本的な使い方

アジングロッドは、アジを狙って軽量ルアーを用いる「アジング」に特化した釣り竿です。

使い方の基本としては、まずジグヘッドと呼ばれる小型のルアーを取り付け、堤防や漁港などの岸からキャストして魚のいるレンジを探ります。

キャスト後はロッドを軽く上下させながらリールを巻くことで、ルアーを不規則に動かし、アジに違和感なく口を使わせる操作が重要です。

このとき、アタリは非常に繊細なことが多いため、ティップ部分の微細な動きに集中する必要があります。

初めて使う人は、まず風の弱い日や明るい時間帯に練習することで、操作感をつかみやすくなります。

軽量リグとの相性を活かした操作法

アジングロッドは、1g前後の軽量なジグヘッドリグを正確に操作することを前提に設計されています。

そのため、使い方としては「軽いリグを、いかに丁寧に扱うか」がポイントになります。

キャスト後にリグが着底したら、細かくリフトアンドフォールさせたりテンションフォールといってラインに張りを持たせたまま沈めるなど、アジの活性やレンジに合わせた繊細な誘いを行います。

余分な動きを加えず、ルアーに自然な漂いを出すためにはロッドを無理に振るのではなく、手首の角度やテンションの調整によるコントロールが重要です。

軽量リグゆえに、風や潮の影響も大きいため、ラインメンディングもセットで覚えると釣果が安定します。

夜間釣行での注意点とおすすめスタイル

アジングは夜間に好釣果が得られることが多く、ナイトゲームが主流とされます。

夜釣りでのアジングロッドの使い方としては、まず常夜灯の周辺を中心に狙うのが基本です。

常夜灯にはプランクトンや小魚が集まり、それを狙ってアジも回遊してくるため、明暗の境目をロッド操作でなめるように探っていきます。

このとき、ロッドの感度が非常に重要で、手元に伝わる振動だけでなく、ラインの変化やティップのわずかな揺れにも注意を払います。

また、夜間は視界が限られるため、足場の安全確保やヘッドライトの使用など、基本的な安全対策を徹底することも重要です。

釣果を上げるためには、常夜灯の光の強さや水中のベイトの量を観察し、状況に応じてキャスト方向やレンジを柔軟に変える工夫も欠かせません。

アジングロッドで狙えるターゲットの広がり

アジングロッドはその名の通りアジ専用のイメージがありますが、実際には他のライトゲームにも対応可能です。

たとえば、メバル、カマス、ガシラ(カサゴ)などの小型魚種もターゲットにできるため、使い方によって釣りの幅が広がります。

これらの魚も軽量なリグに反応することが多いため、アジングロッドの繊細なティップと操作性が非常に有効です。

また、ワームやミノー、小型プラグといった異なるルアーを使い分けることで、その日のベストな釣法を探ることができます。

このように、ロッドの性能を活かしてターゲットの幅を広げることは、アジングロッドをより多用途に活用するための有効な使い方と言えるでしょう。

アジングロッドのよくあるQA

アジングロッドと他のライトゲームロッドの違いは何ですか?
アジングロッドは、1g前後の超軽量ジグヘッドを正確にキャストし、繊細なアタリを感知できるように設計された専用ロッドです。特にティップ(竿先)の感度に優れており、アジの小さなバイトでも違和感なく伝えてくれます。対して、ライトゲームロッドはもう少し汎用性を重視しており、カマスやメバルなど複数ターゲットに対応できる一方で、感度や操作性の面ではアジング専用ロッドほど特化していない傾向があります。
初心者におすすめのアジングロッドの長さはどのくらいですか?
初心者には6フィート半(約198cm)〜7フィート(約213cm)前後のアジングロッドがおすすめです。短すぎると飛距離が出にくくなり、逆に長すぎると扱いにくくなるため、操作性と汎用性のバランスが取れたこの長さがちょうどよいとされています。特に堤防や港湾部などの足場が安定した場所では、取り回しの良さが釣りやすさに直結します。
ソリッドティップとチューブラーティップ、どちらがアジングに向いていますか?
アジングではソリッドティップのほうが一般的におすすめです。ソリッドティップは柔軟でしなやかな構造のため、アジの繊細なアタリを吸収してくれ、食い込みもスムーズになります。チューブラーは反発力が強く、操作性は高いものの、アジ特有のショートバイトを弾いてしまうこともあるため、初心者〜中級者にはまずソリッドティップから使ってみるのがよいでしょう。
アジングロッドに合わせるリールやラインはどう選べば良いですか?
アジングロッドには、1000番〜2000番のスピニングリールが適しています。軽量で感度が伝わりやすいものを選ぶのが基本です。ラインは感度重視ならエステルライン(0.3〜0.4号程度)、扱いやすさ重視ならPEライン(0.2〜0.4号)にリーダーを組み合わせるのが一般的です。ラインの選択によってアタリの出方やトラブルの頻度も変わるため、釣り場や経験レベルに応じて調整するのが理想です。
アジングロッドで他の魚も釣れますか?
はい、アジングロッドはアジ以外にもメバル、カサゴ、カマス、セイゴ(スズキの幼魚)などのライトターゲットに対応可能です。ただし、アジングロッドは感度重視で作られているため、大物や引きの強い魚にはパワー不足となる場合があります。そのため、対象魚に合わせてドラグ調整やライン強度をしっかり見直しておくことが必要です。

まとめ

今回は、初心者から上級者まで満足できる、おすすめのアジングロッドをランキング形式で12本ご紹介しました。気になる一本は見つかったでしょうか。

ロッド選びで最も重要なのは「感度・操作性」「素材・構造」「コストパフォーマンス」の3つのバランスです。

自分のレベルや予算、よく行く釣り場に合わせてこれらの要素を比較検討することが、最適な一本を見つけるための近道です。

本記事で解説した選び方のポイントと各製品の特徴を参考に、あなたの右腕となる最高のロッドを見つけて、繊細なアジのアタリを掛けるアジングの醍醐味を存分に味わってください。

おすすめのアジングロッドTOP3をもう一度チェックする!

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