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6月の国内旅行!おすすめスポットと魅力
梅雨の季節と重なる6月ですが、実はこの時期ならではの美しい景色や、比較的落ち着いて楽しめる魅力的な旅行先が日本国内にはたくさんあります。
このセクションでは、6月の国内旅行を最大限に楽しむための情報や、おすすめのスポットを様々な角度からご紹介していきます。
6月の国内旅行ベストシーズンはいつ?
6月の国内旅行でベストシーズンと言えるのは、主に梅雨の影響を受けない北海道、そして梅雨明けを迎える沖縄です。
これらの地域では、気候が比較的安定し、その土地ならではの魅力を存分に味わうことができるでしょう。
理由として、北海道は本州のような梅雨がなく、平均気温も17℃前後と非常に過ごしやすい気候が広がります。
そのため、ラベンダーなどの美しい花々が咲き誇る中、豊かな自然を満喫するのに最適な時期となります。
一方、沖縄は例年6月21日頃に梅雨明けを迎え、本格的な夏の到来となります。
梅雨明け直後は、観光客もピーク時よりは少なく、透明度の高い海でのマリンスポーツなどを一足早く楽しむことが可能です。
ただ、本州の多くの地域では6月は梅雨の最盛期にあたります。このため、旅行の計画には雨対策が欠かせません。
しかし、雨だからこそ楽しめる紫陽花や新緑の美しさもあり、行き先を選べば梅雨時期でも十分に価値のある旅ができます。
沖縄へ行かれる場合は、梅雨明けのタイミングを見計らうこと、そして徐々に台風シーズンに入ることも念頭に置く必要があります。
6月におすすめの国内旅行先
6月におすすめの人気の国内旅行先としては、梅雨の影響が少ない、あるいは梅雨でも楽しめる魅力がある場所が挙げられます。
具体的には、爽やかな気候の北海道、梅雨明けの沖縄、そして梅雨の風情が美しい古都や温泉地が人気です。
まず、北海道は6月がベストシーズンの一つで、富良野や美瑛ではラベンダーなどの花々が咲き始め、知床では雄大な自然を体験できます。
次に、沖縄本島や宮古島は、6月下旬の梅雨明け後には美しい海を満喫できるため、人気が高まります。
また、本州では、神奈川県の鎌倉や箱根が紫陽花の名所として知られ、多くの観光客で賑わいます。京都も新緑や苔が美しく、比較的落ち着いた雰囲気で散策できるでしょう。
青森県の奥入瀬渓流は、新緑と清流、そして雨に濡れた苔のコントラストが見事です。これらの場所は、6月特有の自然の美しさや、季節の移ろいを感じられる点で、多くの方に選ばれています。
6月におすすめ!人気の国内旅行先5選
ここでは、6月におすすめの人気国内旅行先を厳選して5つご紹介しています。どんな旅行先があるか気になるときは、ぜひチェックしてみてください。
1.北海道【梅雨知らずの爽やかな大地】
梅雨前線の影響を受けない北海道は、6月がベストシーズンの一つ。広大な大地に美しい花々が咲き誇り、爽やかな気候の中で心ゆくまで自然を満喫できます。
富良野・美瑛
なだらかな丘陵地帯に、色とりどりの花々がパッチワークのように広がる風景は圧巻です。
美瑛の「展望花畑 四季彩の丘」では、トラクターバスに揺られながら、ストライプ模様に植えられた花畑を巡ることができます。
6月下旬になると、富良野では早咲きのラベンダーが紫色の絨毯を広げ始め、訪れる人々を魅了します 。ドライブにも最適な季節で、どこを切り取っても絵になる風景が続きます。
知床国立公園
世界自然遺産に登録されている知床半島は、手つかずの雄大な自然が残る場所です。6月は、まだ残雪を抱く知床連山と、深い青色を湛えるオホーツク海とのコントラストが息をのむほど美しい季節です。
知床岬周辺を巡る観光クルーズでは、断崖絶壁の迫力ある景観や、運が良ければクジラやシャチ、ヒグマなどの野生動物に出会えるチャンスもあります。
春から夏へと移り変わるこの時期、陸にも海にも生命があふれる知床で、大自然の息吹を体感してみてはいかがでしょうか。
2.沖縄【一足早い夏を満喫】
本州より一足早く梅雨明けを迎える沖縄は、6月下旬から本格的な夏の到来。透明度の高い美しい海と輝く太陽が、訪れる人々を魅了します。
宮古島
「宮古ブルー」と称される息をのむほど美しい海が広がる宮古島は、6月下旬の梅雨明け後が特におすすめです。
東洋一美しいとも言われる「与那覇前浜ビーチ」の白い砂浜とエメラルドグリーンの海のコントラストは必見。宮古島と伊良部島を結ぶ全長3,540mの「伊良部大橋」からの眺めも絶景です。
シュノーケリングやダイビングで色鮮やかなサンゴ礁や熱帯魚を観察したり、SUPやシーカヤックで海上散歩を楽しんだりと、多彩なマリンアクティビティを満喫できます。
近年は下地島空港ターミナルの開業によりアクセスも向上し、おしゃれなカフェや雑貨店も増え、さらに魅力的な島へと進化しています。
3.東北【新緑と水の芸術】
東北地方の6月は梅雨入りする地域もありますが、新緑が一年で最も美しい時期を迎えます。雨に濡れた木々や苔は一層輝きを増し、しっとりとした風情が漂います。
奥入瀬渓流 【青森県】
十和田湖から流れ出る奥入瀬川に沿って約14km続く渓流は、初夏の新緑が特に美しいことで知られています。
清流のせせらぎを聞きながら、緑がまぶしい遊歩道を散策するのは格別の体験です。
点在する滝や急流、苔むした岩々など、フォトジェニックな風景が続き「阿修羅の流れ」や「銚子大滝」といった名所も見逃せません。
雨の日は、苔が雨粒を含んでキラキラと輝き、晴れた日とは異なる幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
八幡平ドラゴンアイ 【秋田県・岩手県】
秋田・岩手県境にそびえる八幡平の山頂付近にある鏡沼が、雪解けの時期(例年5月末~6月中旬頃)に、まるで龍の眼のような神秘的な模様を描き出す自然現象です。
真っ白な残雪に囲まれた円い青い池がぽっかりと現れる光景は、限られた期間しか見ることができないため「幻の絶景」として多くの人々を惹きつけています。
山頂までの道路もこの時期に合わせて開通します。
4.関東近郊【紫陽花と歴史散策】
首都圏からアクセスしやすい関東近郊では、梅雨の時期ならではの美しい紫陽花と、歴史を感じる散策が楽しめます。
鎌倉【神奈川県】
「あじさい寺」として全国的に有名な明月院では、境内を埋め尽くすように咲く青色のヒメアジサイ(明月院ブルー)が圧巻です。
また、長谷寺では、山の斜面に約40種類2,500株以上の紫陽花が咲き誇り、鎌倉の街並みや海を見下ろす絶景と共に楽しめます。
雨に濡れた紫陽花は一層色鮮やかになり、梅雨時期ならではの風情ある美しい光景が広がります。鶴岡八幡宮などの歴史的建造物と合わせて巡るのがおすすめです。
箱根 【神奈川県】
箱根登山鉄道の沿線には多くの紫陽花が植えられており、6月中旬から7月中旬にかけて見頃を迎えると「あじさい電車」として親しまれています。
車窓から間近に咲く紫陽花を眺めるのは、この時期だけの特別な体験です。
また、箱根には多くの温泉旅館や、箱根ガラスの森美術館、ポーラ美術館といった雨の日でも楽しめる屋内施設も充実しており、天候に左右されずに滞在を満喫できます。
5.京都【静寂と風情を味わう古都】
桜や紅葉のハイシーズンに比べると観光客が少なく、落ち着いた雰囲気の中で古都の魅力をじっくりと味わえるのが6月の京都です。
雨に濡れた苔庭や青もみじは格別の美しさで、しっとりとした風情が漂います。
宇治市にある三室戸寺は「あじさい寺」として知られ、約50種2万株もの紫陽花が杉木立の間に咲き誇り、訪れる人々を魅了します。
また、貴船では清流のせせらぎを聞きながら川床料理が始まり、夏の訪れを感じさせます。
運が良ければ、哲学の道や大原などでホタルが舞う幻想的な光景に出会えるかもしれません 。旬を迎える鮎料理も、この時期の京都ならではの楽しみの一つです 。
6月だからこそ行きたい国内の穴場スポット
6月には、定番の観光地以外にも、この時期ならではの魅力を静かに楽しめる国内の穴場スポットが点在しています。
梅雨の時期だからこそ美しさが増す場所や、まだあまり知られていない花の名所などがその代表例です。
例えば、北海道美瑛町の「白ひげの滝」は、コバルトブルーの美瑛川に流れ落ちる白い滝と新緑のコントラストが鮮やかで、比較的落ち着いて鑑賞できる可能性があります。
また、秋田県男鹿市の「雲昌寺」は、約3万株の青い紫陽花が境内を埋め尽くし、その幻想的な風景から「青のあじさい寺」とも呼ばれています。
雨に濡れると一層その青さが際立ち、訪れる価値があるでしょう。
さらに、福井県勝山市の「平泉寺白山神社」は美しい苔の絨毯で知られ、梅雨の雨水を含むことで苔が一層生き生きとし、神秘的な雰囲気に包まれます。
千葉県香取市の「水郷佐原あやめパーク」では、広大な敷地に多種多様なハナショウブが咲き誇り、水郷の風情と共に楽しむことができます。
これらのスポットは、6月のしっとりとした空気の中で、普段とは違う旅の趣を発見できるかもしれません。
6月の国内旅行穴場スポット5選
1.白ひげの滝 (北海道 美瑛町)
美瑛川のコバルトブルーの水面に、岩間から染み出た地下水が白いひげのように流れ落ちる景観が美しい滝です。
落差は約30mあり、勢いよく流れ落ちる様は迫力満点。周辺には白金温泉があり、滝見学と合わせて温泉を楽しむのもおすすめです。
美瑛エリアの有名スポット「青い池」とセットで訪れる人も多いですが、滝自体の景観も素晴らしく、特に新緑の時期は清涼感にあふれています。比較的落ち着いて鑑賞できる可能性があります。
2.雲昌寺 (秋田県 男鹿市)
副住職が長年かけて丹精込めて育て上げた約3万株もの紫陽花が、梅雨時期になると境内一面を鮮やかな青色に染め上げます。
その美しさから「青のあじさい寺」とも称され、雨に濡れて輝く青や紫の花々は息をのむほど幻想的です。
夕暮れ時にはライトアップも行われ、昼間とはまた違った幽玄な雰囲気を楽しむことができます。
紫陽花の名所は数あれど、これほどまでに「青」という色彩にこだわった景観は珍しく、一見の価値があると言えるでしょう。
3.平泉寺白山神社 (福井県 勝山市)
かつては広大な寺領を誇った白山信仰の重要な拠点であり、現在は静かな杉木立に囲まれた境内に、美しい苔がまるで絨毯のように広がっています。
「苔寺」としても知られ、特に梅雨の雨に濡れた苔は一層生き生きとした緑色に輝き、神秘的な雰囲気に包まれます。
雨が降ることでその魅力が増すという、まさに梅雨時期にこそ訪れたい穴場スポット。静寂の中で歴史の深さと自然の美しさを感じられる場所です。
4.水郷佐原あやめパーク (千葉県 香取市)
利根川水系の豊かな水に恵まれた水郷地帯にある植物園で、5月下旬から6月下旬にかけて、約400品種150万本のハナショウブ(アヤメ科)が咲き誇ります。
園内をサッパ舟と呼ばれる小舟で巡りながら、水面に映る花々を観賞するのは、水郷ならではの風情ある体験です。
5.篠山玉水ゆり園 (兵庫県 丹波篠山市)
6月初旬から中旬にかけて、約60種10万本ものユリが白やピンク・オレンジ・赤など色とりどりに咲き誇り、園内を華やかに彩ります。
園内には篠山城の井戸水の水源地である史跡「玉水」もあり、歴史散策も楽しめます。近くの篠山城下町と合わせて訪れるのもおすすめです。
雨でも楽しめる!6月の花と絶景名所
6月の旅行は梅雨と重なることが多いですが、雨だからこそ一層美しさが増す花や、天候に左右されずに楽しめる絶景名所も数多く存在します。
雨具を準備して出かければ、晴れた日とは違う趣のある風景に出会えるでしょう。
代表的なのは紫陽花で、神奈川県の鎌倉(長谷寺、明月院など)や箱根のあじさい電車沿線、京都府の三室戸寺(あじさい寺)などは、雨に濡れてしっとりと咲く色鮮やかな紫陽花が見事です。
また、青森県の奥入瀬渓流や福井県の平泉寺白山神社では、雨によって苔の緑が一層鮮やかになり、幻想的な美しさを見せてくれます。
その他、長崎県のハウステンボスでは、園内で「あじさい祭」が開催される一方で、ヨーロッパの街並みを再現した園内には屋内施設も充実しており、天候を気にせず楽しむことが可能です。
千葉県の「水郷佐原あやめパーク」や京都府立植物園の「花しょうぶ園」など、この時期に見頃を迎える花菖蒲も、雨露に濡れて一層風情を増します。
このように、雨天を逆手に取り、この時期ならではの美しい景色を探訪するのも一興です。
6月の国内旅行をお得な費用で予約
6月の国内旅行は、夏休み前の時期にあたるため、一般的に7月や8月のピークシーズンと比較して費用を抑えやすく、予約も取りやすい傾向にあります。
これは、航空券や宿泊施設の需要が本格的な夏休みほど高くないためです。
しかし、全ての場合において安価であるとは限りません。例えば、梅雨のない北海道や、6月下旬に梅雨明けを迎える沖縄は人気の旅行先となるため、早めの予約が賢明です。
また、紫陽花が見頃を迎える名所周辺の宿や、週末は料金が高めに設定されたり、混雑したりすることもあります。
お得に旅行するためには、いくつかの戦略が考えられます。
平日に旅行日程を組む、複数の旅行予約サイトで料金を比較検討する、早期割引プランを活用するなどが挙げられます。
北海道の宿では、1泊1万円台前半から見つかることもありますが、人気のホテルや温泉地は早めの確保が大切です。
京都の梅雨時期の宿も、比較的落ち着いているとはいえ観光客が少ないわけではないため、計画的な予約がおすすめです。
6月の国内旅行プランと7月の先取り情報
具体的な旅行プランを立てたい方や、少し先の夏の計画も気になる方へ向けて、ここでは6月にぴったりのテーマ別旅行プランと、一足早い7月のおすすめ情報をお届けします。
それぞれのスタイルに合わせた旅のヒントを見つけてみてください。
6月のカップル旅行におすすめのプラン
6月のカップル旅行では、梅雨の時期でも二人の時間を満喫できる、ロマンチックな雰囲気や落ち着いた空間を提供するプランがおすすめです。雨の日ならではの風情を楽しんだり、屋内でも充実した時間を過ごせる場所を選ぶのがポイントとなるでしょう。
例えば、長崎県のハウステンボスでは、例年6月に「あじさい祭」が開催され、ヨーロッパの美しい街並みが色とりどりの紫陽花で彩られます。石畳の道を二人で散策したり、夜にはイルミネーションを楽しんだりと、天候に左右されにくい魅力があります。また、神奈川県の箱根では、「あじさい電車」に揺られながら車窓からの紫陽花を眺めるのはこの時期だけの特別な体験です。趣のある温泉旅館で雨音を聞きながら過ごしたり、点在する美術館を巡るのも良いでしょう。京都であれば、「あじさい寺」として知られる三室戸寺の散策や、貴船での川床料理も風情があります。
その他、香川県小豆島の「エンジェルロード」は、干潮時に現れる砂の道を大切な人と渡ると願いが叶うと言われ、ロマンチックなスポットとして人気です。鹿児島県与論島の「百合ヶ浜」も、条件が合えば現れる幻の白い砂浜で、特別な思い出を作ることができるかもしれません。これらの島々は天候と潮見表の確認が必須ですが、訪れる価値はあるでしょう。いずれのプランでも、雨天の場合の代替案を考えておくと、より安心して旅行を楽しめます。
一人旅にもおすすめな静かな温泉地
6月の一人旅には、梅雨の時期特有の静けさの中で、自分自身と向き合いリフレッシュできる温泉地がぴったりです。
比較的観光客が少ないこの時期は、落ち着いた環境で名湯を堪能し、日頃の疲れを癒やすのに適しています。
青森県の奥入瀬渓流温泉は、新緑と美しい渓流に囲まれたロケーションが魅力です。雨に濡れた木々や苔が一層美しく輝き、その中で浸かる温泉は格別な体験となるでしょう。
泉質も肌に優しい単純温泉なので、ゆったりと湯浴みを楽しめます。
また、鹿児島県の霧島温泉郷は、坂本龍馬夫妻も訪れたとされる歴史ある温泉地で、多様な泉質が楽しめます。雨音を聞きながら湯治場の風情に浸るのも良いかもしれません。
宿選びのポイントとしては、一人旅歓迎のプランがあるか、露天風呂付き客室や個室で食事ができるかなど、プライベートな時間を重視できる施設を選ぶと満足度が高まります。
また、雨の日でも退屈しないよう、読書スペースやエステなど、館内施設が充実している宿を選ぶのも一つの方法です。
少し足を延ばすことにはなりますが、日常を離れて静かに過ごしたい方には、このような温泉地での一人旅がおすすめです。
週末満喫!6月の国内1泊お気軽旅行
週末を利用した6月の1泊2日の国内旅行は、アクセスの良い場所を選び、テーマを絞ることで、短い日程でも充実したリフレッシュが可能です。梅雨の時期であることを考慮し、雨天でも楽しめる要素を取り入れたプランが良いでしょう。
関東出発であれば、箱根が手軽な選択肢の一つです。温泉はもちろん、彫刻の森美術館やポーラ美術館など、雨の日でも楽しめるアートスポットが豊富にあります。また、群馬県の草津温泉も人気で、湯畑周辺の散策や温泉街での食べ歩き、そして名湯に浸かることで日頃の疲れを癒せます。
関西出発のプランとしては、愛知県の形原温泉はいかがでしょうか。6月には「あじさいの里」で約5万株の紫陽花が見頃を迎え、夜間ライトアップも楽しめます。温泉旅館に宿泊し、地元の海の幸を味わうのも良いでしょう。また、福井県の平泉寺白山神社を訪れ、雨に濡れた美しい苔の絨毯を堪能し、周辺の歴史スポットを巡る旅も趣があります。宿泊は福井市内やあわら温泉が便利です。旅行会社が企画する、京都の川床料理とあじさい園を巡るツアーや、八ヶ岳登山のようなアクティブな1泊2日プランも検討の価値があります。
夏本番!7月の国内旅行、穴場スポット
7月に入り夏本番を迎えると、多くの観光地が賑わいを見せますが、少し視点を変えることで、暑さを避けつつユニークな体験ができる国内の穴場スポットが見つかります。混雑を避け、自分だけの特別な夏の思い出を作りたい方におすすめです。
例えば、標高の高い高原リゾートは、夏の避暑に最適です。栃木県日光市の霧降高原は、真夏でも平均気温が20度前後と過ごしやすく、7月中旬にかけては見事なニッコウキスゲの群落が楽しめます。長野県の霧ヶ峰高原も、平均気温が20度程度と涼しく、レンゲツツジやニッコウキスゲなどの高山植物が咲き誇ります。
水辺の涼を感じられる場所も良いでしょう。東京都奥多摩町の奥多摩湖は、都心にありながら豊かな自然に囲まれ、夏にはキャニオニングなどのアクティビティも楽しめます。滋賀県大津市のびわ湖バレイは、ロープウェイで標高約1,100mの山頂へ上がると、琵琶湖の絶景と共に涼しい時間を過ごせます。ユニークな体験としては、神奈川県横須賀市の猿島(無人島探検)や、岩手県一関市の厳美渓(空飛ぶだんご)、長野県安曇野市の大王わさび農場(清涼な湧水とわさび田)なども、夏の穴場として魅力的です。
先取り!7月の国内旅行、女子旅プラン
7月の女子旅は、夏の開放的な雰囲気の中で、美しい景色、おしゃれな空間、美味しいもの、そして心身のリフレッシュができる体験を盛り込んだプランが人気です。SNS映えするスポットを巡りながら、友人との特別な思い出を作るのに最適な季節と言えるでしょう。
例えば、茨城県のJR日立駅は、全面ガラス張りで太平洋を一望できる美しい駅舎が特徴で、併設の「シーバーズカフェ」では、まるで海に浮かんでいるかのような絶景の中で食事やお茶を楽しめます。愛知県の佐久島は「アートの島」として知られ、点在するアート作品を自転車で巡りながら、おしゃれなカフェで休憩するのも楽しいでしょう。
沖縄県の宮古島は、梅雨明け後の7月には透明度抜群の「宮古ブルー」の海が広がり、シュノーケリングやSUPなどのマリンアクティビティを満喫できます。京都府宇治田原町の正寿院では、ハート型の猪目窓がSNSで話題となっており、夏には涼やかな音色を奏でる風鈴まつりも開催されます。山梨県の清里テラスでは、標高1,900mの山頂にあるソファでくつろぎながら、八ヶ岳などの大パノラマを眺めることができます。これらのスポットは、美しい写真がたくさん撮れるだけでなく、心に残る体験ができるため、女子旅の目的地としておすすめです。
6月・7月旅行の服装と持ち物ガイド
6月と7月の国内旅行では、訪れる地域や時期によって気候が大きく異なるため、事前の服装と持ち物の準備が快適な旅を左右します。それぞれの季節と地域の特性を理解し、適切な準備を心がけましょう。
6月の服装と持ち物については、まず全国的に梅雨の時期にあたる地域が多いため、折り畳み傘やレインコートなどの雨具は必須です。靴も防水性の高いものや、濡れても乾きやすい素材を選ぶと安心でしょう。服装は、湿気を考慮して通気性が良く乾きやすい素材のものを選び、屋内と屋外の気温差や朝晩の冷え込みに対応できるよう、薄手の羽織るものを用意すると便利です。梅雨のない北海道でも、朝晩は肌寒く感じることがあるため、ジャケットやパーカーを持参しましょう。沖縄では、6月前半は蒸し暑いため通気性の良い服装、梅雨明け後の下旬からは本格的な夏服と日焼け対策グッズが必須となります。
一方、7月は全国的に梅雨が明け、本格的な夏の暑さが到来します。服装は通気性の良い綿や麻素材の涼しいものが基本です。Tシャツやショートパンツ、ワンピースなどで快適に過ごし、日差し対策として帽子、サングラス、日焼け止めは必ず携帯しましょう。屋内施設では冷房が強い場合があるので、薄手のカーディガンなども役立ちます。北海道では、日中は半袖で過ごせても朝晩は気温が下がることがあるため、羽織ものが必要です。沖縄は常夏の気候ですので、風通しの良い服装を心がけ、紫外線対策は万全に行ってください。