冬の玄海灘は、ロックショアゲームの難易度が大きく上がる季節。水温の低下やベイトの減少など、厳しい条件が重なります。
しかし、そんな中でも大型ヒラマサを狙って、メタルバスター沼田純一が長崎県五島列島に挑みます。

「2月というシーズンは、やっぱり厳しいシーズンなんですね」

そう語る沼田。しかし、五島列島には夢があると言います。

「津島海流の影響を受ける五島なら、わずかなでもやっぱりチャンスはある。そこに一発の夢があるといったシーズンです」

トップからジグまで、様々なルアーを用意。さらに、食いにくい魚を攻略するため、いつもよりワンランク、もしくはツーランクライトなタックルも準備してきました。

初日、沼田が降り立ったのは草島。

「今日は、Jカスタム103のXHプラスと96のXH。上(トップ)とジグですね」

まずは、ブレイクヘッドからスタート。強めの釣りから入り、様子を見ていきます。

「船長に聞いたとことね、だいぶこう小さいイワシはねポロポロ入ってるらしいんですね。で、時よりちょっとボラを追うような魚もいたりという形で、そんなところをね食ってる魚の機会なんですけども、今日はちょっと展開早めに探ってきます」

ボラを捕食している大型ヒラマサを狙い、ブレイクヘッドで根の際に逃げ込むボラをイメージしてアプローチしていきます。

しかし、反応は得られず、早くもルアーチェンジ。ラッシュダイブ180に替えて、アピールを落としナチュラルに誘います。

それでも反応がないため、今度はメタルジグでアプローチ。ジガロ100gからスタートし、フックはグランドパイクのゼロ、ストロング軸の1本掛けで大型を狙います。

「なんかこう反応が出ない、もしくはね、反応出てもかかりきらないようだったら、ツインパイクハイパーのように感じで、ちょっと軸を細くしてね、2本掛けにしてくるという形です。まず釣り始め、少し強めです」

潮が緩み始めたタイミングで、海に変化が現れます。ベイトが回遊してきたようです。

ここから沼田は、ジグをローテーションし、正解を探していきます。

「イワシサイズが小さいことを想定して、ちょっとシルエット落とします。ウェイトも80gに1つ落とすことで、ね、マッシブに落とすことで、ワンランクシルエット落として、さらにサイズ落とすんで、2ランクぐらいこう小さく見えるから、ベイトが小型であると想定、ジガロ マッシブでアプローチ」

果たして、沼田は狙いのヒラマサをキャッチすることができるのでしょうか?

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