こんにちは、満福ログ運営者のしのいちです。
私はこれまで、数多くの車買取の現場や中古車流通の裏側を取材してきました。その中で、多くの釣り人が「SUV選び」で致命的な思い違いをしているのを、何度も目の当たりにしてきました。
あなたは今、釣りをもっと快適に楽しむためにSUVを探しているところかなと思います。
でも、ちょっと待ってください。もしあなたが「見た目のカッコよさ」や「カタログに載っている荷室の広さ」だけで車を決めようとしているなら、納車後にきっと後悔することになりますよ。
釣り場という過酷な環境において、車は単なる移動手段ではありません。
濡れたウェーダーを脱ぎ捨てる更衣室であり、仮眠を取るための宿であり、そして大切な道具を守る「巨大なタックルボックス」そのものであるべきなんです。
今回は、私がプロのライターとして、そして一人の釣り好きとして、多くのオーナーさんへの取材で見えてきた「本当に釣れるSUV」の選び方を本音でお伝えします。
巷のランキング記事には決して書かれない、現場のリアルな知恵を詰め込みました。
- カタログにある「荷室容量」の数字が釣りにおいては当てにならない理由
- 高級SUVが実は釣り場での「最大の足かせ」になってしまう心理的障壁
- 釣果を1匹でも増やすために優先すべき車内設備のチェックポイント
- リセール価値を捨ててでも手に入れるべき「現場での機動力」の正体
カタログの数字は無視?釣りで使うSUVに求められる「本当の居住性」

多くの人がカタログの「荷室容量〇〇L」という数字に踊らされますが、釣り場ではその数字はほとんど役に立ちません。重要なのは、釣り具を効率よく積み込み、時には釣り人自身の体を休めるための「空間の質」です。
荷室の「広さ」より「フラットさ」がモノを言う
結論から言いますと、釣り車選びで最も重要なのは、後部座席を倒した時に「いかに完全な平面(フラット)になるか」です。カタログ上の容量がいくら大きくても、床面に段差や傾斜があると、釣り場での使い勝手は最悪になります。
これ、実際に現場で痛感するポイントなんです。例えば、段差があると大型のクーラーボックスが安定せずにガタつきます。ロッドケースのような長尺物も斜めにしか積めず、結果的にデッドスペースが生まれてしまうんですよね。以前取材したベテランアングラーの方は、「仮眠しようとしたら段差が腰に当たって全然休めなかった。あれは失敗だった」と嘆いていました。これでは釣りに集中できません。
なので、車を見に行くときは必ずメジャーを持参してください。そして、実際にシートを倒してみて、ラゲッジフロアと背もたれの境目に段差ができないか、自分の目で確認することが重要です。純正アクセサリーのラゲッジボードなどでフラット化できる車種もありますが、オプション費用も馬鹿になりません。
数センチの段差を解消するために、わざわざDIYでスノコを敷いたりマットを自作したりするのは手間がかかります。最初から「フルフラット」を前提に設計されている車を選ぶのが、ストレスなく釣りを楽しむ近道ですよ。
防水シートよりも「掃除のしやすさ」に注目すべき理由
| 内装素材 | 水濡れ耐性 | 砂・泥汚れの掃除 | 臭いの染み付き | 釣り車適性 |
|---|---|---|---|---|
| ファブリック(布) | △(撥水加工による) | ×(繊維に入り込む) | ×(染み込みやすい) | 低い |
| 本革(レザー) | △(水ジミに注意) | ○(拭き取れる) | △(気を使う) | 中(高級すぎて気を使う) |
| 合皮・ビニール | ◎(弾く) | ◎(水拭き簡単) | ◎(染み込みにくい) | 高い(最強) |
「釣り=水濡れ」というイメージから、メーカーオプションの「撥水・防水シート」を重視する方は多いですよね。もちろん無いよりはマシですが、現場で本当に役立つのはシート表面の防水性よりも、内装全体の「掃除のしやすさ(清掃性)」なんです。
釣り場で本当に困るのは、ウェアの水滴よりも、靴裏についた泥や砂、コマセ(撒き餌)の強烈な臭い、そしてファブリックシートに刺さってしまうフック(釣り針)です。高級な撥水ファブリックでも、繊維の奥に入り込んだ砂や臭いはなかなか取れません。むしろ、少し安っぽく見えても、サッと水拭きできるビニールレザーや樹脂パーツの多い内装の方が、釣り車としては圧倒的に優秀なんです。
具体的な対策としては、フロアカーペットの上に敷く「車種専用の立体ラゲッジトレイ」は必須アイテムです。砂や水を完全にシャットアウトしてくれます。予算が許すなら、シート自体も合皮(レザー調)カバーをかけてしまうのが最強の防汚対策ですね。
※素材ごとの釣り車としての適性比較。見た目より実用性を重視しよう。
室内高の数値は「フロアから天井まで」の最大値です。ロッドホルダーを装着すると、そこからさらに10cm〜15cmほど有効期限が下がることを計算に入れておきましょう。
意外な落とし穴!天井高とロッドホルダーの干渉問題
SUV選びで見落としがちなのが、「ロッドホルダーを取り付けた後の室内空間」です。釣り人にとってロッドは命。車内に安全に、かつ機能的に収納するために天井取り付け型のロッドホルダーは必須ですが、これが意外と頭上のスペースを圧迫します。
以前、スタイリッシュなクーペ風SUVを購入した友人から相談を受けたことがあります。彼は「室内は広いしロッドも積める」と喜んでいましたが、いざホルダーを設置すると、後部座席に座る人の頭にロッドのグリップが当たるようになってしまったんです。それどころか、運転中の彼自身の視界にもロッドのティップ(穂先)がチラついて、かなりストレスだと言っていました。せっかくの高級SUVも、これでは「使いにくい道具」に成り下がってしまいますよね。
チェックすべきは、カタログの室内高だけでなく「アシストグリップ(窓の上にある手すり)の位置と高さ」です。ここにホルダーを固定することが多いため、グリップの位置が低すぎると、ロッドがかなり低い位置にぶら下がることになります。
ワンピースロッドを愛用している方は特に注意。車内の全長(ダッシュボードからハッチまで)だけでなく、天井の形状が「後ろにいくほど下がっていないか」を確認してください。穂先がリアガラスに干渉するリスクを避けるためです。
車中泊の質が翌朝の「マズメ時」の集中力を左右する
結論から言うと、「快適に車中泊ができないSUVは、釣り車として三流」です。釣果が最も期待できる朝マズメ。その貴重な時間に最高のパフォーマンスを発揮できるかどうかは、前夜にどれだけ質の高い睡眠を取れたかで決まります。
狭い車内で体を丸めて寝たり、冷気で何度も目が覚めるような環境では、翌朝の集中力はガタガタになります。あるベテランの方は、「車中泊をケチって疲れが取れず、足元がフラついて貴重なチャンスを逃した」と話してくれました。これは笑い事ではなく、足場の悪い磯場などでは命に関わる問題でもあります。釣り車における居住性は、単なる贅沢ではなく、安全と釣果を確保するための「攻めの装備」なんです。
理想は、自分の身長+20cmのフラットな就寝スペースを確保できること。また、SUVは窓が大きいため外気の影響を受けやすいです。車種専用のサンシェード(目隠し)を導入して断熱性を高め、寝袋だけでなく厚さ5cm以上のインフレーターマットを敷くことを強くおすすめします。
マズメ時への備え: 夜が明ける前にサッと起き出し、車内でコーヒーを淹れて体温を上げる。そんな余裕を持てるだけの「居住空間」がある車を選びましょう。
室内高の数値は「フロアから天井まで」の最大値です。ロッドホルダーを装着すると、そこからさらに10cm〜15cmほど有効期限が下がることを計算に入れておきましょう。
AC100V電源は冬場の釣りを劇的に変える魔法の装備
| 電源の種類 | メリット | デメリット | おすすめの用途 |
|---|---|---|---|
| 純正コンセント(1500W) | 走行中も使え、安定感抜群 | ハイブリッド等の特定車種のみ | 電気ケトル、電子レンジ、ドライヤー |
| ポータブル電源 | 車外に持ち出せる、汎用性が高い | 充電の手間、車内の場所を取る | 電気毛布、スマホ・カメラの充電 |
結論から言うと、「1500W対応のAC100Vアクセサリーコンセント」が付いているSUVを選ぶことは、冬場の釣果を左右するほど重要です。極寒の早朝、車内で温かい食事や飲み物を摂れることは、体力の消耗を抑え、フィールドに立つ気力を維持するために必要不可欠な要素だからです。
私の知り合いのプロライター仲間は、かつて冬の東北で車中泊をしながらの釣行取材を敢行しました。その時、ハイブリッド車の電源機能を使って「電気毛布」と「電気ケトル」をフル活用したそうです。「お湯を沸かすためにわざわざ外でバーナーに火をつける苦労がない。これだけで冬の釣りのハードルが半分以下になった」と、その快適さを熱弁していました。ポータブル電源でも代用は可能ですが、車体から直接電源が取れる安定感は、一度味わうと手放せなくなります。
これからSUVを選ぶなら、特にハイブリッド車やPHEVを検討してみてください。メーカーオプションで「1500W」のコンセントが設置可能か必ずチェックしましょう。もし中古車で電源がない場合は、安全性の高い大容量ポータブル電源(1000Wh以上)を車載ギアとして導入する予算を最初から組み込んでおくのが賢明な判断ですよ。
電源があるメリット: スマホの充電はもちろん、冬は電気ケトルや炊飯器、夏は車載冷蔵庫を稼働させることで、車内が「動くベースキャンプ」に進化します。
走破性よりも機動力!最高のポイントへ辿り着くための車両選び
「SUVならどこでも行ける」というのは、釣り場においては大きな間違い。本当に良いポイントは、往々にして「大きな車」を拒みます。ここでは、カタログ上のオフロード性能よりも重要な、現場での「機動力」の本質について解説します。

デカい車はチャンスを殺す?狭い林道も怖くないサイズ感
結論。釣り車において、「全幅(車の横幅)」が1,850mmを超えるような大型SUVは、攻めるポイントを自ら制限する足かせになりかねません。日本の魅力的な釣り場へと続く道は、離合が困難な細い堤防道や、両サイドから枝がせり出した狭い林道ばかりだからです。
取材であるアングラーが漏らしていた「あっちの角を曲がれば最高のポイントがあるのに、この車じゃミラーを擦るから諦めた」という言葉は、非常に重い教訓です。大型SUVは高速道路の移動は快適ですが、目的地(ポイント)に物理的に辿り着けなければ、それは釣り車としての価値を半分失っているのと同じ。見栄を張って選んだデカい車が、実はあなたの「チャンス」を殺してしまっているかもしれないのです。
もしあなたが新しい相棒を探しているなら、まずは自分がよく行くフィールドの道幅を思い出してください。理想は全幅1,800mm以下、できれば1,760mm前後のコンパクト・ミドルサイズSUVが、日本のフィールドでは最も機動力が高く「釣れる車」として機能します。
カタログの「最小回転半径」も忘れずに。5.3m以下であれば、行き止まりの林道でもUターンがしやすく、切り返しによるストレスを激減させることができます。
4WD性能と同じくらい重要な「最低地上高」のリアル
結論を言うと、釣り車SUVにとって4WD(四輪駆動)性能と同じ、あるいはそれ以上に重要なのが「最低地上高」です。悪路でのスタックを防ぐのは駆動力だけではありません。お腹を擦らずに障害物を乗り越えられる「ゆとり」こそが、未舗装路での生存率を分けるからです。
以前、4WD性能を過信して最低地上高の低いクロスオーバーSUVで渓流沿いの林道へ入った方がいました。駆動は四輪にかかっていても、深い轍(わだち)の真ん中にある盛り上がった土に車体底部が接触し、亀の子状態になって動けなくなってしまったんです。これ、現場では本当によくあるトラブルなんですよ。特に大雨の後の林道や砂浜では、数センチの地上高の差が「無事にポイントへ着くか、レッカーを呼ぶか」の分かれ目になります。
これからSUVを選ぶなら、最低地上高は「200mm以上」を一つの目安にしてください。200mmあれば、たいていの林道や河川敷の凸凹道は安心して走破できます。逆に180mmを切るモデルは、あくまで「街乗り重視」の設計ですので、無理な深追いは禁物ですよ。
プロの補足: 地上高だけでなく、バンパーの先端が地面と干渉しにくい「アプローチアングル」も重要です。カタログの写真を見て、前後のバンパーが極端に低く張り出していないか確認しておきましょう。
| 最低地上高 | 釣り場での走破性目安 | 適したフィールド |
|---|---|---|
| 160mm〜180mm | 舗装路メイン。深い轍はNG | 管理釣り場、整備された漁港 |
| 190mm〜200mm | 一般的な林道や河川敷も対応可 | 渓流、サーフ入口、未舗装路 |
| 210mm以上 | 本格オフロード。深い轍も安心 | 道なき道、険しい山岳エリア |
潮風と泥に晒すからこそ「あえて中古車」という賢い選択
結論からズバッと言いますね。本気で釣果を追い求めるなら、釣り車は「中古車」から選ぶのが正解です。なぜなら、ピカピカの新車を買ってしまうと、傷や汚れを恐れるあまり「攻めの釣り」ができなくなってしまうからです。
これは私自身の経験でもあり、多くのベテランアングラーを取材して確信したことです。例えば、狭い枝道を通れば絶好のポイントがあるのに、「新車のボディに傷がつくかも」と躊躇して車を停めて歩く……。その数十分のロスで、地合い(魚が釣れる時間)を逃してしまうのは本当にもったいないですよね。釣り車は使い倒してナンボの「ギア」です。最初から数万キロ走った中古車であれば、泥汚れも潮風も、少々の小枝による擦り傷も「勲章」だと思える余裕が生まれます。
具体的には、3年〜5年落ち、走行距離3万〜5万km程度の個体が狙い目です。このあたりの条件なら、機関系はまだまだ元気ですし、新車よりも100万円単位で安く手に入ることも珍しくありません。浮いた予算を高性能なロッドやリール、あるいは車中泊用の高級マットに回す方が、あなたの釣りライフの満足度は確実に上がります。
中古車選びのコツ: 海沿いで使われていた車両は下回りの錆(サビ)が進んでいる場合があります。購入前には必ず車の下を覗き込むか、ショップに「塩害によるダメージはないか」を正直に聞いてみてください。
リセールを気にするなら「本気の釣り車」は諦めるべき
結論を申し上げます。「いつか高く売りたい」という未練があるうちは、そのSUVを最高の釣り車に仕上げることは不可能です。釣りという趣味の性質上、潮風による錆、砂や泥の侵入、そして林道での小枝による擦り傷は避けて通れません。これらを完全に防ごうとすれば、結局は「車が傷まない安全な場所」でしか竿を出せなくなってしまうからです。
以前取材したランドクルーザーのオーナーさんは、リセールバリュー(売却価格)を気にするあまり、波しぶきが飛んでくるような護岸には絶対に近づかず、狭い道の手前で車を停めて数キロ歩いてポイントへ向かっていました。これでは、機動力のあるSUVを選んだ意味がありませんよね。一方で、ボロボロのSUVを「最高の相棒」と呼んで使い倒している方は、傷が増えるたびにそのポイントでの思い出を語ってくれました。どちらが豊かな釣り人生を送っているかは、言うまでもありません。
もしあなたが賢く立ち回りたいなら、最初から「この車は売る時の値段を考えない」と割り切るか、あるいは傷が目立ちにくいシルバーやホワイトのボディカラーを選びましょう。また、査定に大きく響く「臭い(特にコマセや魚の臭い)」だけは、消臭剤や密閉容器を徹底して死守する。この程度の「最低限の防衛」に留めておくのが、精神衛生上も一番ですよ。
リセールの現実: タバコやペット、そして「魚の臭い」は、買取査定において数万円〜十数万円の減額対象になるケースが多いです。傷は「味」と割り切れても、臭いだけは次のオーナーが嫌がるため、売却を視野に入れるなら徹底した臭い対策だけは行っておきましょう。
愛車を「究極のギア」として使い倒すための覚悟
| タイプ | 重視する視点 | 釣果への影響 | おすすめの心構え |
|---|---|---|---|
| 盆栽SUV派 | 見た目、リセール、清潔感 | ポイントが制限されがち | 舗装路メインのレジャー向き |
| 究極のギア派 | 機動力、利便性、現場対応力 | ポイント到達率が最大化 | 傷は勲章。中古車を使い倒す |
結論として、SUVは「移動手段」ではなく、ロッドやリールと同じ「巨大なタックルボックス(道具)」であるという認識を持ってください。このマインドセットに切り替わった瞬間、あなたの釣り車選びとカスタマイズの方向性は、劇的に明確になります。見た目がどれだけ泥だらけでも、車内が使いやすく整理され、一刻も早くキャストを開始できる状態こそが、釣り車としての「正解」なんです。
あるジムニー乗りの方は、新車で購入後すぐに後部座席を完全に取り払い、自作のロッドホルダーと工具箱をボルトで直付けしていました。「自分にとっての使いやすさ以外は全てノイズだ」と言い切る彼の姿は、まさにプロの道具を使いこなす職人のようでした。そこまで極端にする必要はありませんが、ラゲッジにネットを張る、夜間作業用にLED照明を増設するといった「自分仕様」への変更を恐れないでください。
実践アクションとしては、まずは「車内を土足禁止にしない」ことから始めてみてはいかがでしょうか。もちろん汚れは溜まりますが、それをサッと掃除できる環境(防水トレイの設置など)さえ整えれば、現場での機動力は格段に上がります。愛車を丁寧に扱うことと、箱入り娘のように甘やかすことは別物です。
究極のギア化への第一歩: 「汚れたら洗えばいい、傷ついたら直せばいい(あるいは放っておけばいい)」という覚悟を持つこと。その心の余裕が、あなたをより奥深い未踏のポイントへと導いてくれるはずです。
今の車を高く売って理想の相棒へスムーズに乗り換える手順
結論を言うと、「最高の釣り車」を手に入れるための軍資金は、今の愛車を「下取り」ではなく「一括査定」で売ることで最大化できます。ディーラーの下取りは手間が省けますが、釣り車のような実用重視の中古車を探す層に向けた「適正な評価」がされにくい傾向にあるからです。
以前、私の取材した方は、街乗りメインのSUVをディーラーに出した際、提示額に納得できず一括査定を利用しました。結果、複数の業者が競い合ったことで、なんと30万円も高い査定額がついたんです。この「30万円」があれば、中古のタフなSUVを選んだ上で、最高級のロッドホルダーや車中泊用マット、さらには一生モノのリールまで買い揃えることができますよね。
具体的な手順は簡単です。まずはネットの無料一括査定で、自分の車の「今の価値」を把握してください。その際、車内の清掃(特に釣り特有の臭い消し)を念入りに行っておくだけで、査定士の印象はガラリと変わります。複数の見積もりを比較し、最も高く評価してくれる業者に売却を決めたら、その資金を手に中古車市場で「汚してもいい最高の相棒」を探し始める。これが賢いアングラーの乗り換え術です。
一歩先のアクション: 今の車のローンが残っていても、売却額で完済できるケースは多いです。まずは「いくらで売れるか」を知ることが、理想の釣り車ライフへの第一歩ですよ。正確な情報は公式サイト等で確認し、ご自身の状況に合わせて判断してくださいね。
おすすめの乗り換えステップ:
- 一括査定で今の車の「最高値」を知る
- 売却益を元手に、中古の「機動力重視SUV」を絞り込む
- 浮いた予算で車内を「釣り専用」にカスタムする
まとめ:盆栽SUVを卒業して「最高の相棒」とフィールドへ出かけよう
| チェック項目 | 釣り車としての合格基準 |
|---|---|
| 荷室の形状 | シートを倒した時に「完全フルフラット」か |
| ボディサイズ | 全幅1,800mm前後で、狭い林道も通れるか |
| 最低地上高 | 200mm以上あり、轍(わだち)を越えられるか |
| 電源設備 | AC100V(1500W)コンセントがあるか(またはポタ電) |
| 購入価格 | 傷や汚れを「勲章」と思える中古車価格か |
ここまで、釣り車としてのSUV選びの真実をお伝えしてきました。
カタログの数字上の広さや、ピカピカの見た目、そしてリセールバリュー。それらは街乗りでは正義かもしれませんが、一歩フィールドへ踏み出せば、あなたの行動を制限する「枷(かせ)」にすらなり得ます。本当に大切なのは、狭い道でも臆せず進めるサイズ感、泥汚れも気にせず道具を放り込める清掃性、そして最高の朝を迎えるための居住空間です。
もしあなたが今、「車を汚したくないから、あのポイントへ行くのはやめておこう」と少しでも思っているなら、それは非常にもったいないことです。
一度、今の「盆栽SUV」を高く売り払い、ガシガシ使い倒せる「本物のギア」へ乗り換えてみませんか。車選びの基準を「見栄」から「釣果」へシフトした瞬間、あなたの釣り人生はもっと自由で、刺激的なものに変わるはずですよ。
さあ、あなたを待っている「まだ見ぬ大物」のために、最高の相棒探しを始めましょう!

