ズワイガニ 生のおすすめランキング12選

ズワイガニ 生を選ぶときは、刺身OKか、しゃぶしゃぶ向きか、ポーションの形状や本数、価格比較、コスパ、口コミ、安全性の観点で見極めるのが大事です。

特に解凍のコツや黒変対策、生食可の表記の有無は失敗回避に直結します。この記事では私しのいちがAmazonだけを徹底リサーチし、使い勝手やコスパも含めて実物目線で比較しました。

種類が多すぎて選び方に迷うときこそ、部位の違い（太脚・棒・爪・爪下）や本数表記、送料までを同じ物差しで比較するのが近道です。

ここからは予算や人数に合わせて、人気と実力を両立した商品だけを厳選。

自分に合うズワイガニの価格比較と選び方が一度で分かるよう、買って後悔しない基準でおすすめをまとめました。

ズワイガニ 生のおすすめ12選

それではいよいよ、おすすめのズワイガニ 生を12選ご紹介していきます。どんなズワイガニ 生があるか気になるときは、ぜひチェックしてみてください。

口コミ人気が高くておすすめのかに通販5選

それではここから、口コミ人気が高くておすすめのかに通販を5つご紹介していきます。どれも人気のショップですが、それぞれ特徴があります。

ご自身の好みに合わせてカニを選ぶときの参考にしてみてください。

かに本舗【直接買付だから高品質でも安い】

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項目	内容
送料・送料無料条件	常温800円／冷凍・冷蔵1,200円／おせち1,500円（いずれも税込）。8,000円以上のネット注文で送料無料。※一部「送料無料」商品あり。
配送エリア	日本国内のみ（海外発送は不可）。
最短お届け	目安：注文日（前払いは入金日）から3〜10日前後で到着。繁忙期は余裕を持った注文推奨。
日時指定	お届け日の指定可（利用日の2日前到着を推奨）。時間帯指定もヤマト運輸の区分で指定可。
支払い方法	クレジットカード（主要8ブランド）、銀行振込、郵便振替、Amazon Pay、代金引換（かに通販のみ・一部期間除く）。
後払い	請求書後払いサービスはなし。代金引換で到着時支払いは可（かに通販のみ）。
ショップ評価	ネットショップ大賞「冬グルメ・ドリンク部門」で15年連続受賞など実績豊富な大手かに通販。

匠本舗（かに本舗）は、カニやおせち料理の通販で高い知名度を持つ老舗ショップです。タラバガニ・ズワイガニ・毛ガニなどの定番から、脚肉のむき身、姿ガニ、大容量のセットまで幅広く扱っており、自宅用・贈答用のどちらにも使いやすいラインナップが特徴です。送料は常温800円、冷凍・冷蔵1,200円、おせち1,500円とわかりやすく設定されており、1回の注文金額が8,000円以上なら送料無料になるため、複数商品を組み合わせて注文するほどお得になります。支払い方法もクレジットカード、銀行振込、郵便振替、Amazon Pay、代金引換と一通り揃っていて、ネット通販に慣れていない人でも利用しやすい点が魅力です。お届け日の指定や時間帯指定もできるため、年末年始や記念日など「この日に食べたい」というニーズにもしっかり対応できる、王道のかに通販サイトと言えます。

かにまみれ【高品質な訳なしカニ専門店】

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項目	内容
送料・送料無料条件	冷凍品などの通常商品は全国一律1,450円。ギフト券・パネル付き目録など一部商品は全国一律250円。基本的に送料無料条件はなく、送料は別途必要。
配送エリア	日本国内のみ配送可能。配送会社の規定により、一部離島などは常温配送のみ・もしくは制約がある場合あり。
最短お届け	目安：注文確定後5〜7日程度。年末など繁忙期はさらに余裕を持った注文が推奨されている。
日時指定	配送日は「注文日から数日後」以降で指定可能。時間帯指定も利用できるが、一部地域・繁忙期には制限がかかる場合あり。
支払い方法	クレジットカード、Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、銀行振込など主要なオンライン決済に対応。
後払い	コンビニ後払い（NP後払い）を導入していたが、現在は一時停止中との案内あり。
ショップ評価	「全品訳なし」にこだわる品質重視のかに通販として知られ、レビューでも品質面の評価が多い。

かにまみれは、「全品訳なし」を看板に掲げるカニ専門通販サイトです。一般的な“訳あり品”を一切扱わず、身入りや品質にこだわったカニだけを取り扱っているため、贈答用でも安心して選べるのが大きな特徴です。価格帯はやや高めですが、その分「ハズレを引きたくない」「ギフトで失敗したくない」といったニーズに応えるラインナップになっています。送料は全国一律1,450円（一部商品は250円）とシンプルで、送料無料条件は基本的に設定されていないため、商品価格と送料が分かりやすい構成です。支払い方法もクレジットカード、Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、銀行振込と充実しており、スマホ決済派にも使いやすいサイトです。注文からお届けまではおおよそ5〜7日が目安で、配送日の指定もできるため、予定に合わせてじっくり品質重視で選びたい人に向いているショップです。

マルゲン後藤水産【鮮度の高いボイルカニ】

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項目	内容
送料・送料無料条件	通常送料：冷凍便 全国一律1,680円（税込）。送料無料商品は送料無料。同一配送先で送料無料品と送料別商品を同梱する場合は、基本的に送料無料。沖縄・一部離島などは別途追加送料あり。
配送エリア	日本国内のみ配送。沖縄・離島・一部遠方地域は追加送料や指定不可地域が設定されている。
最短お届け	目安：注文後3〜6営業日前後でお届け。前払い決済の場合は入金確認後の発送。
日時指定	お届け日・時間帯の指定が可能（地域・時期により希望に添えない場合あり）。
支払い方法	クレジットカード、コンビニ決済（前払い）、銀行振込（前払い）。
後払い	コンビニ後払い・請求書後払いなどはなし。基本は前払いまたはクレジットカード決済。
ショップ評価	カニに加え、海産物・畜産・農産品・訳あり品・セット品など品揃え豊富なコスパ重視ショップとして知られる。

マルゲン後藤水産本店は、北海道の水産加工会社が運営する通販サイトで、カニをはじめとする海産物や、肉・農産品・ご当地グルメまで幅広く扱う総合ショップです。業務用のルートにも卸している事業者が直接販売している強みを生かし、ボリューム感のあるセット商品や訳あり品など、コスパを重視したラインナップが特徴です。送料は冷凍便で全国一律1,680円（税込）とわかりやすく、送料無料商品や送料無料品と送料別商品を同梱すると送料が無料になる仕組みがあるため、買い方次第で送料負担を抑えられます。支払い方法はクレジットカードと前払いのコンビニ決済・銀行振込が中心で、後払いサービスはありませんが、そのぶん価格に還元している印象です。お届けまでの目安は3〜6営業日ほどで、日付・時間指定にも対応しているため、週末のごちそうやギフトの到着日に合わせやすい、ボリューム重視派向けのかに通販サイトです。

網走水産【品揃え最大級】

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項目	内容
送料・送料無料条件	通常送料：本州など全国（北海道・沖縄・一部離島除く）一律1,200円。北海道1,000円、沖縄・一部離島2,400円。送料無料商品と同梱、または一定金額以上の購入で送料無料になる設定あり。
配送エリア	日本国内のみ。冷凍・冷蔵品の品質保持のため、海外配送および置き配は不可。
最短お届け	配達希望日を指定しない場合、ご注文から5〜10日前後でのお届けが目安。
日時指定	お届け日指定は「ご注文日の5日後以降」から可能。時間帯指定にも対応（必着保証ではない）。
支払い方法	代金引換、クレジットカード決済、銀行振込などに対応。
後払い	請求書後払いサービスはなし。代金引換で商品到着時に支払いが可能。
ショップ評価	カニだけでなく、北海道の海産物・農産物を幅広く扱う老舗通販で、総合的な北海道グルメ通販としての評価が高い。

北海道網走水産は、オホーツクを中心とした北海道の海産物や農産物を幅広く扱う老舗通販サイトです。カニはもちろん、ホタテ・いくら・鮭・明太子などの魚介類から、メロンやじゃがいもなどの農産品まで、北海道グルメを総合的に取り揃えているのが特徴です。送料は本州など全国一律1,200円（北海道1,000円、沖縄・一部離島2,400円）とシンプルで、送料無料商品と同梱したり一定金額以上購入したりすることで送料を抑えられる仕組みもあります。支払い方法は代金引換・クレジットカード・銀行振込など一般的なものをカバーしており、冷凍・冷蔵品の品質保持のため置き配は不可とするなど、品質重視の運営姿勢が見て取れます。お届けは注文から5〜10日前後が目安で、お届け日指定も「注文日の5日後以降」から対応しているため、ギフトやお取り寄せグルメの到着日を計画しやすい、安心感のあるかに通販サイトです。

かに通販.com

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項目	内容
送料・送料無料条件	送料は商品代金に含まれており、別途送料は不要（実質全国送料無料）。一部配送不可地域あり。
配送エリア	日本国内のみ。冷凍配送の条件により、一部地域は配送不可として案内されている。
最短お届け	配送日の指定がない場合、ご注文日から7〜10日前後でのお届けが目安。
日時指定	商品をカートに入れる際、配送希望日と時間帯を選んで指定可能。
支払い方法	クレジットカード、Amazon Pay、銀行振込、コンビニ決済、Shop Pay、Google Pay、PayPayなど、キャッシュレス決済が豊富。
後払い	NP後払いなどの請求書後払いサービスはなし。前払いまたは即時決済が中心。
ショップ評価	北海道産などの国産カニにこだわりつつ、全国送料無料と決済手段の多さが評価されるカニ専門通販。

カニ通販.comは、カニに特化した公式オンラインストアで、北海道産を中心とした国産カニにこだわった商品構成が特徴です。最大のポイントは、送料がすべて商品代金に含まれているため、別途送料が一切かからない「実質全国送料無料」の料金体系になっていることです（一部配送不可地域を除く）。そのため、カートに入れてから急に金額が変わることがなく、総額が直感的にわかりやすいのが魅力です。配送日の指定がない場合のお届け目安は7〜10日ほどで、カート画面から配送希望日と時間帯を選んで指定できるため、ギフトやイベントの日程に合わせやすくなっています。支払い方法も、クレジットカード・Amazon Pay・銀行振込・コンビニ決済・Shop Pay・Google Pay・PayPayなど、キャッシュレス決済が豊富で、スマホ一つで完結させたいユーザーにも使いやすい設計です。国産カニを送料無料でシンプルに注文したい人にぴったりのショップと言えます。

迷った時はかに本舗がおすすめ

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ポイント	かに本舗がおすすめな理由
安心感	カニ・おせち通販で長年運営されている大手ショップで、実績と知名度が高い。
品揃え	タラバ・ズワイ・毛ガニから姿・むき身・セットまでラインナップが豊富。
送料・価格	冷凍・冷蔵1,200円、8,000円以上で送料無料と分かりやすく、まとめ買いがお得。
支払い方法	クレジットカード・Amazon Pay・銀行振込・代金引換など、支払い手段が充実。
お届け指定	お届け日・時間帯の指定ができ、年末年始や記念日に合わせて注文しやすい。
使いやすさ	商品説明や価格表示が分かりやすく、カニ通販初心者でも選びやすい。

はじめて通販でカニを買うなら、迷ったら「かに本舗（匠本舗）」を選んでおくと安心です。カニ専門の大手ショップとして長年運営されており、タラバ・ズワイ・毛ガニなど人気のカニが一通り揃っているので、「どれを選べばいいか分からない」という人でも選びやすいラインナップになっています。送料は冷凍・冷蔵1,200円、8,000円以上で送料無料とシンプルで、家族用やギフトをまとめ買いするとぐっとお得になります。支払い方法もクレジットカード・Amazon Pay・銀行振込・代金引換など一通り揃っていて、ネットに慣れていない人でも利用しやすいのもポイントです。お届け日の指定や時間帯指定にも対応しているため、「年末のこの日に届いてほしい」「家族が揃う週末に食べたい」といったニーズにも応えやすく、総合的なバランスの良さから、カニ通販選びで迷っている方に特におすすめできるショップです。

失敗しない！かに通販の選び方｜種類や量・時期まで徹底解説

カニ通販で「思ったのと違う…」という失敗を防ぐためには、まずカニという食材そのものの特性や、流通の仕組みを正しく理解することが大切です。ここでは、種類による味の違いから、加工形態、適正な量、そして注文のタイミングまで、購入ボタンを押す前に必ず押さえておきたい基礎知識をシェアしますね。

タラバやズワイなどカニの種類と特徴

「カニ」と一言で言っても、実は生物学的には全く異なる種類が含まれているってご存知でしたか？それぞれの特徴を知ることで、自分の好みにドンピシャなカニを選べるようになりますよ。

まずは、カニの王様とも呼ばれる「タラバガニ」です。実はこれ、生物学的にはヤドカリの仲間なんですよ。だから脚の本数が左右4本ずつで、ハサミの大きさが左右で違ったりします。タラバガニの最大の特徴は、なんといってもその太い脚肉と、ブリッとした弾力のある食感ですね。繊維が太くて縦に裂けるような肉質は、「カニを食べてる！」という圧倒的なボリューム感と満足感を与えてくれます。繊細な甘みというよりは、ガッツリと食べ応えを求める人におすすめですね。

市場にはタラバガニによく似た「アブラガニ」という近縁種も流通しています。かつては偽装問題もありましたが、現在は安価な代替品として認知されています。味はタラバより少し繊維が柔らかく風味が落ちると言われますが、最近は冷凍技術が上がっているので、コスパ重視なら選択肢に入れるのもアリですよ。

次に、カニの女王「ズワイガニ」です。こちらは正真正銘のカニの仲間。特徴は、何と言ってもその繊細な繊維と、濃厚な甘み、そして旨味たっぷりのカニ味噌です。通販でよく見かけるのは「オピリオ種」という標準的なズワイガニですが、こだわり派の方には「バルダイ種（大ズワイガニ）」もチェックしてほしいですね。バルダイ種はサイズが大きく繊維も太いので、タラバのような食べ応えとズワイの甘みをいいとこ取りしたような贅沢な味わいが楽しめます。

そして、カニ味噌好きにはたまらない「毛ガニ」。身の量はタラバやズワイに劣りますが、その価値はなんといっても「味噌」にあります。濃厚でコクのある味噌は、日本酒との相性が抜群。選ぶときは、脱皮直後の「若蟹」ではなく、脱皮から時間が経って甲羅が硬くなった「堅蟹（カタガニ）」を選ぶのが鉄則です。若蟹だと味噌が詰まっていなくてガッカリ…なんてことになりかねませんからね。

ポーションや姿など部位と形態の違い

カニを選ぶとき、種類の次に悩むのが「どの状態で買うか」ですよね。主に「姿」「脚（セクション）」「ポーション（むき身）」の3つがありますが、これも用途によって正解が異なります。

まず「姿（Whole）」ですが、これはカニが丸ごと一杯の状態。見た目の豪華さはナンバーワンなので、贈答用や年末の食卓を華やかにしたい時にピッタリです。特に毛ガニやズワイガニの場合、カニ味噌を楽しめるのが最大のメリットですね。ただ、食べる時に殻を剥くのが結構大変ですし、食べた後の殻ゴミも大量に出ます。解凍にも場所を取るので、冷蔵庫のスペースと相談が必要です。

次に「脚・肩（Legs）」。これは甲羅を取り除いて、脚と肩肉（ダキ）がセットになった状態です。カニ味噌は楽しめませんが、可食部である身を効率よく食べられます。姿に比べて少し割安なことが多く、焼きガニなどにするならこのタイプが扱いやすいですね。ただ、肩肉の部分は身を取り出すのが少々面倒で、慣れていないと身を残してしまうことも。

最後に、一番のおすすめとも言えるのが「ポーション（むき身）」です。殻があらかじめ剥かれている、あるいは半剥き（ハーフポーション）の状態です。これ、本当に楽なんですよ。ゴミもほとんど出ませんし、解凍してすぐにパクっと食べられます。単価は高く見えますが、殻の重さが含まれていない分、実質的な可食部単価で考えると実はコスパが悪くないんです。特に小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭、カニを剥くのが苦手な方には、迷わずポーションをおすすめします。

形態	メリット	デメリット	おすすめのシーン
姿	見栄えが良い、カニ味噌が楽しめる	剥くのが大変、ゴミが多い、場所を取る	お祝い、贈答、味噌好きの方
脚・肩	ボリューム感がある、調理しやすい	肩肉が食べにくい、殻ゴミが出る	焼きガニ、経験者向け
ポーション	食べるのが楽、ゴミが出ない、無駄がない	単価が高く見える、乾燥に弱い	カニ鍋、しゃぶしゃぶ、手軽さ重視

一人前の量やサイズを選ぶ目安

通販サイトを見ていると「1kg」とか「2kg」とか書かれていますが、実際にどれくらい買えばいいのか悩みますよね。足りないと寂しいし、余りすぎても冷凍庫に入り切らない…。そこで、私がいつも目安にしている計算式をご紹介します。

まず、殻付きの「姿」や「脚」を買う場合。大人の男性なら一人あたり500g～700gを目安にすると、満足感があります。よく食べる方なら1kgいっちゃってもいいでしょう。

一方、殻を剥いた「ポーション」の場合。こちらは殻の重さがないので、一人あたり300g～400gあれば十分お腹いっぱいになります。カニ鍋の具材の一つとして食べるなら、200g～300gでもいいかもしれません。

【重量表記のトリックに注意！】
冷凍カニには、乾燥を防ぐために「グレース」と呼ばれる氷の膜がついています。通販サイトの重量表記には、この氷を含んだ「総重量（グロス）」と、解凍後の「正味重量（ネット）」があります。悪質な業者だと、氷を分厚くつけて重量を水増ししていることもあるんです。
購入時は必ず「解凍後重量（ネット重量）」を確認してください。もし表記がない場合は、総重量の8割くらいが実際の食べる量だと見積もっておくと安心ですよ。

生とボイルはどっちがおすすめ？

これ、めちゃくちゃ重要なポイントです。「生」と「ボイル」、どっちが美味しいかではなく、「どうやって食べるか」で選ぶのが正解なんですよ。

「生冷凍（Raw）」は、生のまま凍結したもの。最大の特徴は、加熱した時のプリプリとした食感と、出汁（ダシ）が出ることです。ですので、「カニ鍋」や「カニしゃぶ」にするなら絶対に生がおすすめです。生のカニから出る良い出汁が、野菜や雑炊を最高のご馳走にしてくれますからね。ただし、解凍すると時間の経過とともに黒く変色しやすいので、食べる直前に解凍する必要があります。

一方「ボイル冷凍（Boiled）」は、水揚げ直後に茹でてから冷凍したもの。プロが絶妙な塩加減で茹でているので、解凍してそのまま食べるのが一番美味しいです。身離れもよく、旨味が凝縮されています。「そのままポン酢で」「手巻き寿司の具に」「サラダに」という場合はボイル一択ですね。鍋に入れると、せっかくの旨味が抜け出てパサパサになってしまうので注意が必要です。

「鍋もやりたいけど、そのままも食べたい」という欲張りな方は、生とボイルを両方買うか、生を買って半分は鍋、半分は焼きガニにするのがおすすめかなと思います。

年末やお正月に向けた注文の時期

カニ通販のピークは間違いなく12月、特に年末です。この時期は何が起きるかというと、人気商品の売り切れはもちろんですが、物流がパンクして「配送遅延」のリスクが高まるんです。「お正月に食べるはずが、届いたのは1月4日だった…」なんて悲劇は避けたいですよね。

私のおすすめは、「11月中、遅くとも12月上旬までに注文して、自宅の冷凍庫で保管しておく」という作戦です。「え、そんなに早く買って味は落ちないの？」と心配になるかもしれませんが、家庭用の冷凍庫（約-18℃）でも、しっかり密閉されていれば1ヶ月程度は品質劣化（冷凍焼け）を許容範囲内に抑えられます。

早めに確保することで、「早割」などのキャンペーンでお得に買えることもありますし、何より「カニが確保できている」という安心感を持って年末を迎えられますよ。ギリギリになって焦って高い残り物を買うより、ずっと賢い選択だと思います。

激安の訳あり商品における注意点

「かに通販 激安 訳あり」…魅力的なキーワードですよね。でも、訳あり商品には「買ってもいい訳あり」と「絶対に避けるべき訳あり」があるんです。ここを見極めないと、まさに安物買いの銭失いになりかねません。

【推奨される訳あり（買ってもOK）】

• 脚折れ：脚が1本足りない、折れている。味には全く影響しません。自家用ならこれで十分！
• サイズ不揃い：大きさがバラバラで箱詰めされている。業務用としてお得なことが多いです。
• 色ムラ：殻の色が少し悪い。中身の味には関係ありません。

【回避すべき訳あり（買ってはダメ）】

• 賞味期限間近（長期在庫）：冷凍庫で長く保管されていたものは、氷の膜が蒸発して「冷凍焼け（酸化）」している可能性が高いです。独特の古臭い臭いがしたり、身がパサパサだったりします。
• 身入り不足：脱皮直後の若蟹などが混ざっている場合。殻ばかり大きくて中身がスカスカ…という一番悲しいパターンです。
• 産地混在：色々な産地の寄せ集め。品質管理が甘い可能性があります。

「激安」の裏には必ず理由があります。その理由が「見た目の問題」なのか、「品質の問題」なのかをしっかり説明文から読み取ることが重要ですよ。

満足度を高めるかに通販の選び方の実践

基礎知識がついたところで、次は具体的な実践編です。信頼できるお店をどう見つけるか、そして届いたカニをどう扱えば美味しく食べられるか。ここからは、より実務的なテクニックをお伝えしていきますね。

口コミや評判で見る失敗しない業者

通販サイトの口コミ、星の数だけ見て判断していませんか？実は、レビューには着目すべきキーワードがあるんです。私が業者をチェックする際に見ているのは、以下のポイントです。

まず、「塩っぱい」というレビューが多い業者は要注意です。これは「ブライン凍結」という塩水を使った急速冷凍を行う際の技術不足か、解凍方法の説明が不親切な可能性があります。カニの旨味以前に塩辛くて食べられないのは辛いですよね。

次に、「黒い」という評価。これは生冷凍のカニで起こる現象ですが、配送中の温度管理が悪かったり、古い商品を送っている可能性があります。また、「スカスカ」という言葉があったら即撤退です。これは身入りの悪いカニを平気で売っている証拠ですから。

逆に信頼できる業者の特徴としては、以下のような点が挙げられます。

• 産地と加工地を明記している：単に「北洋産」ではなく「ロシア・オホーツク海産」「北海道紋別加工」など具体的か。
• 独自の品質基準を持っている：「堅蟹」のみを選別している、「3L」「4L」などのサイズ基準を明確に示しているか。
• 画像付きレビューが多い：購入者が写真を投稿しているレビューは信頼度が高いです。梱包の状態（発泡スチロールかダンボールか）や、実際のサイズ感をチェックしましょう。

運営歴が10年以上の老舗店舗も、やはり供給ルートが安定していて顧客対応もしっかりしている傾向がありますね。

ドリップを防ぐ美味しい解凍方法

最高品質のカニを買っても、解凍に失敗すると全てが台無しになります。特にやってはいけないのが「早く食べたいからお湯につける」や「電子レンジでチン」。これをやると、カニの細胞が破壊されて、旨味成分を含んだ肉汁（ドリップ）が全部流れ出てしまいます。

基本にして究極の解凍方法は「冷蔵庫での低温解凍」です。乾燥を防ぐためにキッチンペーパーや新聞紙で包み、ビニール袋に入れて、冷蔵庫（約5℃）で半日～1日かけてゆっくり解凍します。この時、カニの甲羅を下、お腹を上にして置いてください。そうすることで、溶け出したカニ味噌や旨味が流れ出さず、身に留まってくれます。

【8分目の美学】
完全に解凍しきらないのがプロのコツです。中心がまだ少し凍っている「8分解凍（半解凍）」の状態で調理を始めるのがベスト。この状態だと、ドリップが出にくく、身のプリプリ感が最も残るんです。

ただし、「生冷凍のカニ」だけは例外です。生のカニはゆっくり解凍すると自分自身の酵素で黒く変色（黒変）してしまうリスクがあります。生のカニに限っては、食べる直前にジップロックなどの密閉袋に入れ、「流水解凍」で短時間（10分～20分程度）で半解凍状態にするのが正解です。

カニ鍋や焼きガニなど料理別の適性

最後に、料理別のちょっとしたコツをお伝えしておきますね。

【カニ鍋（Boiling）】
カニを最初からグツグツ煮込んでいませんか？それは間違いです！カニは煮込みすぎるとタンパク質が凝固して身が硬くなり、旨味もすべてスープに出てしまいます。野菜などの具材に火が通った後、最後にカニを投入し、再沸騰して数分で引き上げる「しゃぶしゃぶ感覚」が一番美味しい食べ方です。

【焼きガニ（Grilling）】
ホットプレートや網で焼く時は、アルミホイルに包んで蒸し焼きにするか、殻を下にして焼きましょう。身を直接火に当てると水分が飛んでパサパサになってしまいます。自身の水分で蒸し焼きにしつつ、殻が焦げる香ばしい香り（メイラード反応）を楽しむのが焼きガニの醍醐味です。

かに通販の選び方で後悔しないためのまとめ

ここまで、カニ通販の選び方について深掘りしてきました。色々と細かいことを言いましたが、結局のところ一番大事なのは「自分たちが何を優先するか」を明確にすることかなと思います。

• 「とにかく豪快にガッツリ食べたい！」なら、タラバガニの脚。
• 「カニ本来の甘みと、最後の雑炊まで楽しみたい！」なら、ズワイガニの生ポーション。
• 「お酒を片手に味噌をちびちびやりたい」なら、毛ガニの姿。
• 「手間をかけずに家族みんなでワイワイしたい」なら、ズワイのボイルポーション。

この優先順位さえ決まれば、あとは信頼できるショップで、時期を逃さずにポチるだけです。カニ通販は、単なる食材の購入ではなく、産地の豊かさをそのまま自宅に取り込む「体験」のお取り寄せでもあります。ぜひ、今回の記事を参考にして、あなたの食卓に笑顔があふれる最高のカニを選んでくださいね。

※本記事の情報は一般的な目安であり、商品の価格や品質を保証するものではありません。購入の際は各通販サイトの最新情報をご確認ください。

ズワイガニ 生の“おいしい食べ方・解凍と保存”は？

解凍の基本：半解凍→表面ほぐし→冷蔵休ませ

箱から必要量だけ取り出し、トレーごと冷蔵庫でゆっくり解凍します。完全解凍の手前（半解凍）で取り出し、表面だけを流水でさっとほぐしてキッチンペーパーで軽くドリップをオフ。盛り付け前に冷蔵庫で15～30分休ませると水っぽさが抜け、甘みと香りが立ちます。

刺身で甘さを最大化するコツ

刺身OK表記のものに限定し、半解凍で包丁を入れると繊維がつぶれません。皿と箸を冷やしておくと口溶けが向上。わさび醤油や三杯酢のほか、塩＋すだちもおすすめ。黒変が気になる場合はレモンを軽くあしらい、手早く食べ切ります。

しゃぶしゃぶは“1～2往復”が合図

だしは薄めの昆布だしにして塩分を控えめに。身が白くなったら1～2往復で引き上げ、余熱で仕上げます。加熱し過ぎは繊維が締まる原因。太脚は短め、細脚はさらに短く、秒単位で管理するのがコツです。

保存と衛生：再冷凍NG・当日完食が基本

解凍後の再冷凍は品質低下と衛生面でNG。冷蔵は当日中に食べ切ります。未開封の冷凍は－18℃以下で保管し、受け取り後はすぐに冷凍庫へ。解凍ドリップは都度ペーパーで除去し、まな板や包丁は生食と加熱用で分けて使うと安心です。

チェックリスト（購入前に見るポイント）

• 刺身OK・生食可の明記があるか
• 正味量と本数（グレースを除いた重量）が記載されているか
• 部位（太脚・棒・爪・爪下）と用途が合っているか
• 送料・到着日・小分け有無など運用のしやすさ

ズワイガニ 生に関するよくあるQ＆A（5項目）

まとめ

ズワイガニ 生は「正味量と本数」「部位と形状」「生食可の明記」を軸に選ぶと失敗しにくいです。

刺身なら殻なし棒や太脚、鍋主体なら殻付きカットや爪・爪下も有力。解凍は半解凍→表面ほぐし→ドリップオフが基本で、加熱は短時間が鉄則。

送料や発送形態、小分けの有無も使い勝手を左右します。今回のランキングを参考に、人数と用途に合う一箱を選んで、甘さと香りが際立つベストな状態で楽しんでください。

おすすめの生ズワイガニTOP３をもう一度チェックする！